ジェイソン流お金の増やし方 その3
ということでこれ以上「投資」の解説はしません。
あとは「自己責任で」この本を読んで実行してください。
この本を取り上げたほんとうの理由を書きます。
ジェイソン氏の節約術を学んで経営に役立てて
欲しいからです。
「ヘドニック・トレッドミルの仕組み」
が出ていました。
人間の心理をズバリついたものですね。
経営者の方々にこれを問いたいのですね。
起業開業したころには必死に努力されて、
ある程度手に入れてしまうと、あの努力されていた頃を
忘れてしまうのです。
例えば、少し利益が出てくると、
交際費をどんどん使っていくのです・・・。
お店も昔は居酒屋だったのが、いつも間にか
高級割烹料理屋か高級フレンチ・・・。
また「節税と称して」(多分言い訳にして)高級車を
購入してしまうのですね。
「『それは本当に自分が欲しいものか』ということを
僕自身も家族も考えるようにしている」
「資産を作りたいのならまず支出を見直す」
なかなかジェイソン流は役に立つ考えなのです。
経営者の立場から考えるのなら、
「『それは会社の売上獲得のために本当に必要なのか』
ということを、社長自身も社員全員が
考えるようにしている」
「利益を出したいのならまず支出を見直す」
ジェイソン流の経営学にすぐ置き換えられると
思うのです。
あとジェイソン流の本気の節約術を学んでください。
著作権に触れそうなので!?これ以上は書きません。
でも経費見直しプロジェクトは、以前ご紹介した永守流の
経営術が秀逸でしたね。
2兆円も売上がある永守氏の日本電産は
「Kプロ」(経費削減プロジェクト)があるのでしたね。
「1円稟議」を実践して社長自ら経費をチェックするのです。
当然、永守社長は高級割烹や高級フレンチ何て絶対に
行きません。
もちろんベンツなんか乗っていません・・・。
また「ゴミ箱チェック」なんて荒療治もありましたね。
日本電酸では社長自ら実践するのです。
ジェイソン流の節約術の中で
「家族がお金に対して同じ価値観を持つ」
ということが紹介されていましたが、
やはり経営にとっても同じでしょう。
「社員がお金に対して同じ価値観を持つ」
ということなのですね。
それを社長自ら実践し、社員と共有するのです・・・。
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