脱サラ起業で「億り人」! その1
最近の研究テーマをここで発表しましょう。
「億り人」
というのご存じでしょうか?
映画「おくりびと」というのが、
以前ありましたね。本木雅弘さん扮する「納棺師」が
成長していく姿を描いた映画でした。
それになぞらえて
「株式投資などで億単位の資産を築いた投資家」
のことを言うそうです。
野村證券の公式HPにもキチンと紹介されていますね。 こちら
「株式投資をして『億り人』になりましょう!」
なんて、まあ野村證券ならいいそうな言葉ですね。
誰が命名したか知りませんが、たぶん「造語」でしょう。
納棺師に、なぞらえるのもおかしいと思いますが、
ゴロがいいからでしょうか。
もう一つ面白い言葉がありますね。
若い方々を中心に、
つまりミレニアル世代
(1981年~1996年生まれ、Z世代の前の世代)に
「FIRE」
という言葉がブームになっているのですね。
「FIRE」とは
「Financial Independence,Retire Early」
です。
直訳すると、「経済的自立と早期退職」なのです。
ミレニアル世代とは20代後半から40歳くらいですよね。
40歳くらいで早期退職して、退職後は資産運用で
生計を立てていくライフプランなのです。
そんな「夢のようなライププラン」が若い人の間では
流行っているのですね。
まあ私のようなオジサン世代
(バブル世代前は何世代なのですかね? 化石世代??)
にはちょっと想像つきませんね。
「億り人」でも「FIRE」でも
要するに資産運用を重視する生き方なのですね。
ちょっと元証券マンの税理士として、
前々から突っ込みたいと思っていたネタだったのです。
サラリーマンで億単位の資産形成して「億り人」になる。
その資産をあてにして、早期退職して「FIRE」になる・・・。
そんな簡単にできる訳ないと思うのですね。
「億り人になるなり方」
みたいな本も何冊か出ていますね。
いかに証券会社が喜びそうな内容ですね・・・。
よい研究テーマです。
いろいろと辛らつに「突っ込んで」いきましょう。
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