農家はもっと減っていい その6
まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、
サッカーのワールドカップを私も応援しなければならないし、
まとめましょう。
しかし、農業問題は私のような素人にとっては
あまりにも難しい井ですね。
農業を考えるきっかけになりました。
2020年の農業従事者は152万人。
でもつい最近までは200万人もいたそうです。
2015年から5年間で46万人も減少しているそうです。
これは驚くべき数字ですね。
「日本の原風景である美しい棚田を守ろう!」
とは、
「つぶれる農家かわいそう論」
いろいろ国民感情があることが分かりました。
ただ、この本でもっとも驚いたのは
「2012年からは、新規就農者を雇用する
経営者に対して年間120万円を最長2年間助成する制度。
農業経営の立ち上げに最大5年間総額690万円を
助成する青年就農給付金。
さらには2022年度からは就農支援補助を1000万円に
拡充されている・・・」
詳しくは こちら
これ見て
「よし!脱サラして有機農業を始めよう!」
と思う方もいるかもしれませんね。
そういう方はぜひこの本を熟読してください。
年間新規就農者は5~6万人もいるそうですが
そのためこんな「手厚い支援金」を受けられるのです。
でも実情は「約4万人が農家の後継ぎ」と書いてありましたが
この補助金の「バラマキ」は目に余るものが
ありますね。
本当の意味で「農外から自営で農業を始める新規参入者」は
なんと、たった3600人・・・。
これしかないのですね。
後継ぎ4万人のうち、本当の意味での若い後継者
(つまり49歳以下)は8400人・・・。
全体の16%でしかない。
ということは実態がよく分かりますね。
「会社定年退職なったので、実家で農業でも
やるか・・・。親の面倒も見なければならないし・・・」
農家の実態がよく分かりますね。
でもこんな「バラマキ」は意味がないのだと筆者は
いっているのでしょう。
だからこそ
「農家はもっと減っていい・・・」
勉強になりました。
ありがとうございました。
最後に久松農園の美味しそうな野菜・・・。
食べたくなりますね。 こちら
久松農園で働きたくなりませんか・・・。
(ガンバレ! 小さくて強い農業! おしまい)
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