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2022年11月22日 (火)

インボイス、フリーランス軽減策!

20221122-104157

 

11月20日の日経新聞の電子版に出た情報ですね。

今日の朝日新聞にも出ていました。

 

情報を小出しにしているようですが、

税制調査会で議論されているようですね。

 

ブログで私も取り上げていますが、

インボイスへの反対意見への対応策でしょう。

300万円以下の売上がほとんどと言われる

声優業界から反対の声が上がっていることも聞きました。

また漫画家の方々にとっては死活問題でもあるようですね。

 

インボイス制度が導入されると、

今まで「免税事業者」であった方々にも

納税義務が生じるからですね。

 

まだ決まったわけでないのでうかつなことは

書けませんが、

「2割に免除します」

という制度ということなのでしょう。

新聞の記事通りに解説すると

 

「新たに生じる税負担を軽減し、納税額を売上税額の2割に抑える。

売上高500万円の場合、全商品が税率10%なら納税額は

売上税額50万円の2割の10万円になる。」

 

50万円納めなければいけない方が10万円になると

いうことなのですね。

 

でもここで「簡易課税制度」を選択する場合は

50万円をそもそも納めなくていいのでしたね。

サービス業では50%控除できますので

25万円ですむのでしたね。

 

声優さんや漫画家さんが

「25万円は厳しいでしょうけど10万円は払ってください」

ということなのでしょう。

 

202310月から3年間の措置で円滑な制度導入をめざす。」

 

ということなのですが、

これはどういうことなのでしょう。

「3年後はやはり簡易課税を導入して

25万円は払ってください」

 

となりますね。(たぶん)

 

「3年間は税金をオマケしますので

ぜひインボイスの登録をお願いします」

 

というのが本音のところなのでしょうか。

 

12月中旬の税制改正大綱にこれが

どう盛り込まれるかでしょうね。

 

 

いろいろ疑問に思うことはおおいですね。

「すでに課税事業者の届出を出してしまった方は?」

「すでに簡易課税の届出を出してしまった方は?」

 

それもありますし、税理士としては

「簡易課税と有利不利選択が必要なのか?」

これは専門的なお話ですが、

さらには

「赤字の場合は還付が受けられるのか?」

とか

「簡易課税の特例みたいな制度なのか?」

いろいろ思います。

そうなると、税制改正が固まるまでは

インボイス関係の届出は様子見た方がいいのか・・・。

 

 

とにかく、また研究ネタが増えましたね・・・。

 

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