インボイスで免税事業者はどうなる? その10
分かりましたか?
マンガ「正直不動産」的な解説ですが、
「左官と大工は1両で江戸っ子のプライドを
守れたのですし、大岡越前も1両支払って
諍い(あらがい)を納めることができた・・・。」
「見方を変えれば誰も損していない」
これこそが
「三方一両損」
の真意なのです。
まだお分かりにならない方のために、
ではこれならどうでしょう。
「正直不動産的 三方一両損」
正直不動産の主人公永瀬財地のところへ中古マンションの
仲介案件がきます。
相手の予算は「5000万円以内」。
ようやく希望通りの物件を見つけましたが、
でも価格は5300万円!
でも5000万円以内に収めるには
5300万円の「6%の値引き」が必要です。
(6%値引きで4982万円)
物件のオーナーは当初3%の値引きしか認めません。
しぶしぶ「4%」の値引きまで。
でも買主は「6%値引き」を希望し、
売主は「4%値引き」までですから。このままなら契約は
成立しませんね。
そこで永瀬の「大岡サバキ」!!
結局永瀬は売主からの仲介手数料を
「3%」から「2%」にすることで、
売主から「5%値引き」を承諾させ
買主に「5%値引き」で契約させたのです。
売主は実質的には4%値引きで売れたわけですし、
希望通り早期に売却できたのです。
これでもう、どうしたらよいかもう分かりますね。
大岡越前になったおつもりでお考え下さい・・・。
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