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2022年8月15日 (月)

NHK「二十四の瞳」

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本日は終戦記念日ですね。

ウクライナ情勢がいまだ収まらない昨今。

やはり「平和の意味」を今こそ問いたださなければならないですね。

 

NHKの特番のドラマを録画しておいたので

じっくり見ました。

 

名作「二十四の瞳」はもちろん小学生の頃読みました。

あの頃は、

「小豆島の分教場での先生と生徒との心温まる物語」

ということで、やはり小学生目線で読んでいたのですね。

 

特に、怪我をした大石先生を見舞いに2里も離れた

先生の自宅に歩いて訪れるシーンに

結構感動した覚えがあります。

もう読み終わってから、もう50年も前のことなのですが

 

「こんな物語だったのか!」

 

妙に驚いてしまいました。

 

言うまでもなく戦争の悲惨さを描いた「反戦」がテーマなのですね。

当時小学生の私にとっては、「反戦」という二文字は頭には

なかったでしょう。

戦後20年は経った頃だと思いますが、

あの頃もまだまだ戦争の名残はあったでしょう。

「のらくろ上等兵」という漫画を読んだことあるし、

「軍人将棋」という遊びもよくしました。

池袋の駅まで、ハーモニカを吹いている傷痍軍人を見かけたことが

ありますから・・・。

 

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「反戦思想」に対して、当時は「アカ」として激しく弾圧されたのですね。

「草の実」

という反戦の文集が焼かれるシーンがでてきます。

学校教育に関し今更ながら問題視する人もいるらしいです。

つまり、学校の先生自体が厳しく取り締まりの対象になった

事実があるというのです。

 

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それでも大石先生は、子供たちに

「命を大事にしなければならない」

と教えるのですね。

さらに、忠君愛国の思想を教える学校に反発して教師を

やめてしまうのです。

 

戦後、戦争で亡くなった教え子たちの墓参シーンには

胸が熱くなりますね・・・。

 

大石先生自身もご主人を戦争で亡くし、

娘を栄養失調で無くすのです・・・。

 

職場に復帰する大石先生が、いつも間にか

「泣きみそ先生」

になってしまうのですね。

 

こうなると涙腺崩壊です・・・。

私も50年前の小学生とはまったく違います。

違う感情がいろいろ混ざり合いますから。

 

自宅には子供たちが読んだ子供用の「二十四の瞳」が

まだあります。

50年ぶりに原作を読みなおそうと思っております。

今こそ平和であることの意味を噛みしめるために・・・。

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