最強の知名度 その5
では最後にこの本読んで誰でも持つ疑問です。
「あれ?西村さんって医者ではないの?
医者でもない人がPCR検査事業をやっていいの?」
ココですね。
そもそも「にしたん」とは西村の「にし」と本にも書いてありました。
なぜ「たん」なのかは、小さな子供がよく使う「〇〇たん」から
つけたそうです。
「自分の名前を付けたクリニックの経営者は
医者でなくていいの?」
これ疑問に思いますね。
税理士という常識的な世界にいると、すぐ「税理士法」という
業界のルールブックを気にしてしまうのですね。
「タックス・クリニック」を設立して、郷ひろみを使ったCM戦略で
知名度上げ、全国の資産家相手に儲けよう・・・。
なんて「間違っても」思わないからです・・・。
よくテレビCMで見かけるように、西村さんのような方と
手を組んで
「相続一筋25年!中野のランドマーク!
中野サンプラザ税理士法人!」
などとは絶対にやらないでしょう。
ただ、これこそ西村社長の言う
「昨日の非常識が今日の常識、今日の常識が明日は非常識」
なのでしょうね。
クリニック自体は2019年のコロナ前にできたばかりでした。
提携したJALのHPにも出ていますが
「医療法人社団直悠会にしたんクリニック」
というのが正式名称のようです。
医療法人を設立するには当然ですがお医者さんは
必要でしょうから。HPからです。
理事長さんそのものや医者も多く当然いるようです。
因みに
2021年10月に山口県の産婦人科病院の経営権を取得したのだそうです。
知名度をバックに病院を買収し新たなビジネスを模索しているようです。
どうでしょうか?
多額の宣伝費をかけ「知名度」だけで、このコロナ禍の倒産危機を
乗り越えた企業のお話でした。
最後に書かれていましたが、
「もし、にしたんクリニックのPCR検査事業が失敗していたら
今頃エクスコムグローバルは倒産していたでしょう」
ビジネスはばくちではないのではとも思いますが
「昨日の非常識が今日の常識、今日の常識が明日は非常識」
これは心に刻んでおきましょう。
(がんばれ!社長の名前は西村さん!シリーズ おしまい)
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