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2022年6月17日 (金)

空想教室 その7

 植松社長の

「現行のビジネスをやりながら次のビジネスを考える」

これは驚きませんか?

 

これもコロナ後の会社経営の方向性ですね。

つまり、

 

「50%の力で今の食い扶持を稼いで、50%の力で

未来の仕事をつくればいい」

 

この発想ですね。

でもこれに対して本でもyoutubeでも

予想された反論。

 

「余計なことしていないで、本業を一生懸命やれよ。

お前は『二兎を追う者は、一兎も得ず』って言葉知らないのか?」

 

まあそうでしょうね。

昭和の経営者なら、「一生懸命」という言葉が、

大好きなのですね。

 

植松語録で「一生懸命」という言葉が

がよく出てきます。

「一生懸命は一つのことだけをやる」

「一つのことしかやっちゃだめといういみではない」

 のですね。

これ分かりますか?

 

私もそうですが昭和の経営者・ビジネスマンなら

「24時間戦えますか!」の世代ですね。

仕事に集中して24時間仕事のことばかり考えるのです。

一心不乱に仕事に集中するので家庭なんか顧みる暇も

ありません。

 

「子供の運動会も学芸会も行ったことがない」

と自慢げに話す昭和のビジネス戦士をよく見かけますからね。

 

でも時代は変わっているのです。

冒頭に申し上げた、「高度成長期の日本」ではないのです。

「一生懸命」やって、皆「ショッカー」になったとしても

幸せに過ごせた時代でもなくなっているのですね。

 

もし一つの仕事の寿命を20年と考えているとしたら

今の仕事をやりながら、次の手を打つ必要もあるのでしょう。

 

でも皆「二兎を追う者は・・・」とか

「一生懸命やらないと・・・」

と言いながら他のことを考えようともしないのです。

つまり、「一生懸命」という言葉を言い訳に使っているだけなのです。

 

youtubeでもまたウケルところ。

 

「二兎を追う者は・・・とご親切に忠告してくれた会社は

皆潰れました・・・・:

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