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2022年6月14日 (火)

NHKドラマ「正直不動産」 その10

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ついに最終回だったのでした。

すいません。ロケットのお話に夢中になりアップするのを

忘れていました・・・。

 

最後のネタは「サブリース契約」から始まります。

このお話ももっと掘り下げるかと思ったら、

意外とあっさり片付けられてしまいましたね。

 

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悪徳不動産ミネルバの社長が、

身寄りのない老人の死のネタから金儲けする話から

原作は始まるのでしたね。

遠い親戚で相続した方なら、売却する可能性は多いでしょうから。

そこを言葉巧みに「サブリース契約」にしてしまうのでした。

 

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このあたりは不動産経営をしたことのない方は

「騙されやすい」ところなのでしょう。

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「1K×10室で月110万円!」

もう舞い上がっていますね。

1Kで11万円払うところは東京でもかなり良いところですからね。

しかも、管理料に20%もとられるなんて、まさに「ぼったくり」

ですから。

「サブリースにした方が節税」という原作のコメントも

気になりますね・・・。

 

こういう不動産経営の実態を的確につくところまで

さすがにNHKでもできなかったのでしょうね。

因みに「サブリース」に関しては、「不動産賃貸経営管理士」という

資格まで作って不動産屋に対する監視強化すような

動きなのですからね・・・。

 

あと不動産管理料5%を2%にさげる「ダンピング」の

お話も出てきましたね。

不動産管理料5%は相場でしょう。

10%取るところも多いところですから、安い方かも

しれません。

それをミネルバ不動産が2%にすると大家に持ち掛けますね。

でも永瀬は

「うちは現状どおり5%でやらせていただけないでしょうか。

私は1.5%と言おうとしました。その分、他の名目で補填する

つもりでうそをつこうとしたんです」

と正直ですね。

ここで第一話で出てきた和菓子職人の石田が登場。

皮ジャンが実にカッコイイ。

 

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地主に

「この男は、いいことも悪いことも何でも話す。

本当のことを言うとやたら叩かれる世の中で、

珍しいくらい馬鹿正直なヤツだ。信用できる。

俺が保証する」と力説。

その結果、永瀬は契約継続を勝ち取ったのですね。

 

ドラマ的には「埋蔵物文化財が出土した場合」のかなり

コアな話も出てきますが、これはレアケースなので

触れません。

あともっと「突っ込み」たいところ満載なのですが

まあドラマとしては大成功だったのでしょう。

 

不動産営業という実態を批判するのではなくで

「正直に生きる」ことのすばらしさを

ドラマで訴えたかったのでしょうね。

それが原作にはないセリフから分かります。

 

「うそがつけなくなり、正直に仕事をするようになって、

分かったことがある。それは家の数だけ、人生があるということ。

その人の数だけ、大切なものがあるということ。

ある人は家族。ある人は結婚。ある人は仕事。

これからも俺は家を通じて、多くの人の人生にかかわり続けると思う。

だからもう決めた」

 

しみるセリフです・・・。

 

(NHKドラマ「正直不動産シリーズ」おしまい)

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