空想教室 その6
「どうせ無理!!」
とハナから諦めることをやめようということは
どういうことか分かりますか?
今の若者は、夢を見ないどころか、すぐ諦めてしまうのです。
何度も書きますが、「諦めさせられてしまった」ということの方が
適切かもしれせんが・・・。
「どうせ無理!」というのが染みついているというのです。
「どうせ無理!」と最初から思ってれば、無駄な努力をしないで
すみますからね。楽なのです。
同様に、すぐ
「できません!」
「分かりません!」
と言ってしまうのです。
「できません!」といえば、それ以降のことをやらなくて済みます。
「分かりません!」と答えれば、もう余計なことすら考えなくて済みますから。
このあたり「なるほどな!」と思いませんか・・・。
学校生活だけでもないのです。社会人になっても、すぐ
「できません!」
「分かりません!」
と言う人も多いのです。人は皆楽をしたいから・・・。
「日本のメーカーはコピー商品ばかり作っていますが、
アップルやダイソンという会社は『わけのわからんこと』を
やります。だから彼らは一番なのです。」
「世界はこのことに気が付いたのです。だから世界は今、考える人を
探しています」
どういうことでしょうか?
「いま世界が真剣に探し求めているのは、
『やったことがないことをやりたがる人』
『あきらめずに工夫する人』
です」
ここまで読んで分かりますね。
植松社長の経営学は「ベンチャービジネス理論」ではないかなと
気が付きませんか。
植松社長は、当初家業である自動車部品の修理の仕事をしていました。
仕事が減っていくものだから、余った時間を使ってリサイクルの
研究をしたのです。
そしてリサイクルから宇宙開発の仕事へ。
植松社長のyoutubeに必ず出てくる図です。
一つの仕事の寿命は20年と考えるのです。
「一生続く仕事はない」、「どんな仕事も必ず変化する」
そう考えることも必要かもしれないですからね。
では20年の仕事の山が終わってしまうと
「どん底」が訪れてしまいますね。
そうならないようにするために
「山をかぶせてしまえばいい」
と植松社長は考えているのです。
下の図です。余裕のあるうちに次の仕事のことを考えるのですね。
コロナ後一つの方向性を教わりましたね。
つまり、
「変化を追い越したものだけが生き残れる」からなのです・・・。
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