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2022年5月 6日 (金)

NHKドラマ「正直不動産」 その5

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今回も勉強になりましたね。

悪徳不動産屋が

「問題ある中古物件を表面だけ『リノベーション済み』と

取り繕って売りさばくこと」

があるそうです。

 

建築の専門的なお話は、やはり素人には分からないこと多いです。

ましては、今回の問題はマンションの床下の欠陥。

 マンションの床下の瑕疵なんて、確かに床をはがさない限り

分からないですからね。

 

「インスペクション」

という言葉はぜひ知っておくべきことなのでしょう。

 

監修されている公式ブログからこの「インスペクション」

について説明されています。

 

ホームインスペクションは「住宅診断」と訳されます。

売主・買主に対して、第三者的・中立的な立場から、

住宅の欠陥や劣化状況、改修すべき場所やその時期、

おおよその費用などを、専門的に調査し、アドバイスする業務

 

を指すのだそうです。

 

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2018年4月に施行された改正宅地建物取引業法によって、

中古住宅の取引の際にホームインスペクションの実施有無に

ついての説明が仲介する宅建業者に義務として課される

ようになりました。

 

でも大事なことは、「説明の義務化」なのですね。

 

「インスペクションの実施」そのものが

義務化された訳ではないのですね。

実際は、インスペクションはそれほど活発に

行われていないのです。

理由は簡単ですね。

「売主」または「買主」の費用負担ですし、

売主側としては「値段を下げるような悪い情報」は隠したいのが

心情でしょうから。

 

監修されている公式ブログから

 

「ホームインスペクションの調査は、

日本ホームインスペクター協会が実施する

認定試験に合格したインスペクターが実施します。

インスペクターの試験は民間資格であり国家資格ではありません。」

 

国家資格でないので、それを適正に行われるような法整備が

されていないのです。

ですから、ドラマのように不動産業者から

圧力欠けられると言いなりになってしまうのでしょうか?

 

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実は、この点原作とはかなり表現が違うのですね。

インスペクターが圧力に屈しないのです。

でも正しく調査するには床板をはがす必要があるのでした。

 

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でもそんなことを無視してバーベルで床板をはがす

バカ「正直な」不動産屋は確かにいないのでしょうね・・・。

 

このあたりデフォルメされたマンガ通りでしたが、

原作では

 

「問題ある中古物件を安く買いたたいて、

表面上だけ取り繕って『リノベーション済み』って謳い

高値で売る悪徳不動産屋」

は確かにいるそうです。

 

そういう人が「情報弱者の大バカ」何だそうです。(これも原作通り)

 

素人の「情報弱者」を守るこの「インスペクター制度」が

もう少しきちんと法整備されることを切に願います・・・。

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