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2022年4月25日 (月)

長野マラソン その4

992

27キロ地点

 

25キロすぎて実はかなりホッとしました。

「もう大丈夫だ!」

かなり余裕があると思ったのですね。

ここでトイレ休憩しながらストレッチ。

 

ただ冷静に考えると、このあたりから1キロラップが

7分30秒くらいとだんだん落ちてきたのです。

 

993

 

ここから河川敷のコースですが、写真見ると

私のように「遅いランナー」も結構いるのですね・・・。

でも、ここの河川敷のエイドも、のどかで良かったですね。

 

994  

 

ついに30キロ。

手元で3時間27分45秒。

25キロ地点から「余裕で」5キロを40分もかかっていましたが、

時計を見るとまだ12時前です。

ここの関門が「12時14分」でしたので、またここで安心しました。

実は、走る前に腕に書いた「関門時間」が

水性マジックのせいか消えかかっていたのです・・・。

 

ここでまた「根拠なき余裕」。

「もう大丈夫だ!」消えかかっていたマジックを

全部消してしまったのです。これがあとから問題に・・・。

 

このあたりからかなり暑くなってきていたので

34.3キロ地点の第7関門エイドで

楽しみながら「かぶり水」。

 

ここで最後の橋を渡るのですが、後ろから

「ここからもうゴールが見えるのだけど、ここから長いんだな・・」

ぼやきが聞こえます。

 

長野マラソン・ビギナーは、実はその意味が分からなかったのです。

橋を渡ってみると35キロ地点。

 

Dsc_1315

 

確かに真正面にゴールの野球場が見えました。

実に美しい風景。

ここで最後のスマホを一枚。

感動的な美しさですね。

 

「長野マラソンは楽しいな・・・」

 

心底思えた瞬間でした。

しかし、このあと確かに長かった・・・。

もうゴールまであと少しと見えたのに、

延々と土手沿いを走らされます。

 

なんとそのあと39キロ地点まで。

ついに39.3キロ地点の第8関門。

実はまだまだ関門まで余裕で走っていると思っていたのですね。

 

関門前の係の方の声で驚きます。

 

「あと6分で閉鎖だよ!」

これ聞いた瞬間焦りました・・・。

「マズイっ!」

 

ここは大事なところですが、

「長野マラソンの最後のトリック」なのですね。

 

実は39.3キロ地点の第8関門と

41.1キロ地点の最後の第9関門まで2キロ弱しか

ないのですね。

 

しかもその関門閉鎖の時間が12分しかない差がない。

この時点で第8関門に引っかかるような遅い人は

間違ってもキロ6分なんかで走られる訳ないのですね・・。

 

 

ということは

「6分+12分」つまりあと18分しかないのです。

 

ここからエイドを飛ばしてギアチェンジ。

でもやはりキロ8分がせいぜい。

 

41.1キロ第9関門が見えました!

急に応援の歓声が上がります。

 

「あと1分30秒!」

 

声が聞こえます。

でもなんとかクリアです。

 

そのあとも「あと1分!」、「あと30秒!」

後ろでカウントダウンが聞こえましたが、

可哀そうで振り返ることはできなかったですね。

 

フルマラソンをここまで走ってきて

ラスト1キロで「関門アウト」の悔しさは

耐えられないでしょうから・・・。

 

 

多分私からあとは20人もいなかったでしょうか・・・。

しかし、関門通過後必死に走りました。

競技場に入る直前最後にまたQちゃんの応援で感激。

 

ゴールです。

5時間12分31秒。

 

最後は大変スリリングでしたが

長野マラソンを十分楽しめました。

 

Dsc_1318

 

ありがとう!長野マラソン!

ありがとう!Qちゃん!!

 

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コメント

お疲れさまでした、なんとか完走できたようで何よりです。
NAHAマラソンもそうですけど、最後の関門がゴール直前というのは
きついですね。
帰りの新幹線でのビールがさぞおいしかったことでしょう。

OnsidekickRecoverさん

こんにちは。応援ありがとうございました。
確かに、最終関門がゴール前1キロ というのはきつすぎますね。

もちろん、ビールは最高でした・・・。

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