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2022年4月 1日 (金)

新年度に思う

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今日から4月。新年度ですね。

ウクライナ情勢に加え、コロナもまだまだ収まりきらなくて

不安な新年度のスタートです。

満開の桜に浮かれてもいけませんね。

 

いろいろ思うのですが、商売的には

まず「値上げの嵐」ですね。

 

パンや冷凍食品が言われていますけど、

これからいろいろ値上げされるのでしょう。

食品の値上げラッシュはじりじりと家計に響くでしょうね。

これだけ物流高、原料高が続いたら仕方ないとは思いますけどね。

 

大企業はいいとして我々税理士が関与する中小企業は

キビシイ現状が待ち受けているかもしれません。

 

税理士として知っていることなのですが、

今日から「賃上げ促進税制」が適用されます。

中小企業では前年比2.5%以上の賃上げしたら

30%も税額控除できるのですが、正直書くと

「賃上げ」なんてまるで別世界のお話でしょう。

 

物価高になって、逆に賃金が減らされる中小企業の社員は

たまったものではないでしょうから・・・。

 

「コロナが落ち着いたらリベンジ消費」

 

なんてことがずいぶん言われていましたけど

何だか消費者自体も「コロナ疲れ」でマインドも

落ち込んでいるような・・・・。

 

 

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あと大事なこととして、今日から成年年齢は18歳に

なるのですね。

 

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法務省のHPをまじまじと見ていたら

大事なことが書かれていました。

 

民法を勉強するときに必ず出てくる問題ですね。

 

「未成年者が親の同意を得ずに契約した場合は、

原則として取り消すことができる」

 

のですね。

つまり、未成年者の消費者被害を抑止するためです。

ですから、今日から18歳や19歳の方も親の同意を得ずに

原則何でも契約できることになるのです。

 

法務省も指摘しているように

 

「悪徳商法」による18歳、19歳による被害が予想されているのですね。

 

 

「成人式をいつやるか」

 

ということが盛んに論じられているようですが

これはいままでどおり20歳になってからでは

遅すぎるのでしょうね。

 

17歳の高校三年生を集めて、「成人式」をやるとともに

教育しなければいけないのでしょう。

 

 

「悪徳商法」は今や昔と違ってかなり、巧妙らしいですね。

昔は街頭でのキャッチセールスなど限定されていたのですが、

今やインターネットやSNSなど通じて手段が多様化している

みたいですから。

より巧妙、かつ狡猾な悪質商法がまん延するかもしれませんね・・・。

 

いろいろオジサンは心配してしまいます・・・。

 

とにかく新年度です。頑張りましょう!!

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