新年度に思う
今日から4月。新年度ですね。
ウクライナ情勢に加え、コロナもまだまだ収まりきらなくて
不安な新年度のスタートです。
満開の桜に浮かれてもいけませんね。
いろいろ思うのですが、商売的には
まず「値上げの嵐」ですね。
パンや冷凍食品が言われていますけど、
これからいろいろ値上げされるのでしょう。
食品の値上げラッシュはじりじりと家計に響くでしょうね。
これだけ物流高、原料高が続いたら仕方ないとは思いますけどね。
大企業はいいとして我々税理士が関与する中小企業は
キビシイ現状が待ち受けているかもしれません。
税理士として知っていることなのですが、
今日から「賃上げ促進税制」が適用されます。
中小企業では前年比2.5%以上の賃上げしたら
30%も税額控除できるのですが、正直書くと
「賃上げ」なんてまるで別世界のお話でしょう。
物価高になって、逆に賃金が減らされる中小企業の社員は
たまったものではないでしょうから・・・。
「コロナが落ち着いたらリベンジ消費」
なんてことがずいぶん言われていましたけど
何だか消費者自体も「コロナ疲れ」でマインドも
落ち込んでいるような・・・・。
あと大事なこととして、今日から成年年齢は18歳に
なるのですね。
法務省のHPをまじまじと見ていたら
大事なことが書かれていました。
民法を勉強するときに必ず出てくる問題ですね。
「未成年者が親の同意を得ずに契約した場合は、
原則として取り消すことができる」
のですね。
つまり、未成年者の消費者被害を抑止するためです。
ですから、今日から18歳や19歳の方も親の同意を得ずに
原則何でも契約できることになるのです。
法務省も指摘しているように
「悪徳商法」による18歳、19歳による被害が予想されているのですね。
「成人式をいつやるか」
ということが盛んに論じられているようですが
これはいままでどおり20歳になってからでは
遅すぎるのでしょうね。
17歳の高校三年生を集めて、「成人式」をやるとともに
教育しなければいけないのでしょう。
「悪徳商法」は今や昔と違ってかなり、巧妙らしいですね。
昔は街頭でのキャッチセールスなど限定されていたのですが、
今やインターネットやSNSなど通じて手段が多様化している
みたいですから。
より巧妙、かつ狡猾な悪質商法がまん延するかもしれませんね・・・。
いろいろオジサンは心配してしまいます・・・。
とにかく新年度です。頑張りましょう!!
« 脱サラ30周年の記念日 その2 | トップページ | 起業家の思考法 その3 »
コメント