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2022年4月 4日 (月)

起業家の思考法 その3

20220404-091853

 

ここで教育問題を取りあげ

「東大をピラミットの頂点とする知識偏重の偏差値教育」

に問題提起している訳ではないのです。

起業家にとって必要な「別解力」をぜひ学んでください。

 

ではその「別解力」を、さらに深堀りしていきます。

 

「別解力」とは

 

『自分で問題や課題を発見し、その答えのない問いに対して

自分の持っている知識や経験を活用して、

自分なりの答え(=別解)を見出していく力』

 

なのですね。

 

ここで今更説明するまでもないと思いますが、

「別解力」が必要とされているのは、

情報化のさらなる進展、SNSなどの個人メディア化、

ロボット化、AI化などによって

「誰もが思いつく実現可能な選択肢」を選んでいるだけでは

どんどん人自身が無価値になってきているからなのです。

 

 

分かりやすく言えば、ビジネスの世界では

「誰もがやらないような、より創造的な打ち手を繰り出さなければ

勝負にならなくなってきている」

というのです。確かにそうでしょうね。

 

 

平尾社長は分かりやすい図で表現しています。

 

「優れたやり方」とは世の中に

「大きい、多い、早い、安い、高い」など

受け入れられるやり方ですね。

 

でもそれだけではダメなのだそうです。

これは分かりやすいですね。

 

ではその「別解力」を身につけるためにはどうするのか。

これは勉強になりました。

 

平尾社長は

「学生時代に起業していた頃は、毎日ビジネスアイデアを

三つ考える時間を作り、訓練を重ねました」

 

なかなかこういう学生はいないでしょうね・・・。

このヒントは

「ソフトバンクの孫社長も毎日一定の時間を充て、

必ずひとつはアイデアを出すことを続けた」から。

 

孫社長に見習って、しかも負けないように3倍の努力を

してきたというのです。

 

これにより、そのアイデアを書き留めたメモ帳が

「芸人さんが持っている『ネタ帳』のように」

なったというのです。

 

「そんな誰もがアイデアを考えつけるの?」

 

まずそう思いますよね。

でもそれなら

 

「芸人さんがいつでも面白いことを言えるのはなぜ?」

 

と考えたことはありますか?
やはりどんな芸人さんでも「ネタ帳」は持っていて

常に考えているそうです。

日々面白いことを考え、それをネタ帳に書き写しながら

それをさらにブラッシュアップしていく・・・。

日々のトークの中で、その整理されたネタが

場面に応じて自然と出てくるようになるのです。

 

では、

「芸人になることと起業することは同じですか?」

と突っ込まれそうですが、

ここは正直勉強になりました。

平尾社長から教わったのです。

 

ある意味同じなのでしょう。

 

ただその別解を引き出すやり方が、実にこと細かに

書いてありました。

なんと「31のヒント」もありました。

 

それを全部書くと著作権に触れそうですから

ぜひ読んでみてください。

 

申し上げたいことは、

これから起業したい方は

ぜひ「ネタ帳」を毎日つけてください・・・。

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