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2022年3月23日 (水)

親思う心にまさる親心

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忙しい日々が一段落して、読書三昧の日々。

忙しいければ忙しいほど、活字に飢えるのですね。

 

「積読」で貯まった本や

「ダウンロード」で貯まった「ダウン読」!?

 

手当たり次第に読んでいたら、良い言葉に出会いました。

吉田松陰の辞世の句です。

吉田松陰は幕末に明治維新の指導者として活躍した思想家、

教育者ですね。

萩に訪れて「松陰神社」に2回もお参りしたことがあるほど、

私は吉田松陰が大好きです。

吉田松陰は私の先祖ではないかと(!?)勝手に思っております。

 

吉田松陰の辞世の句としては

 

「身はたとひ 武蔵野の野辺に

 朽ちぬとも

 留め置かまし 大和魂」

 

が有名ですね。

吉田松陰は、老中の暗殺を企てたとして投獄され、

斬首刑にされたからですね。

 

この句も好きで、このブログでも取り上げたことが

ありますね。

 

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以前NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」でもやりましたからね。

吉田松陰役には伊勢谷友介さんが演じていましたね。

松下村塾の塾生や同志に向けた辞世の句として

結構感動した思いがあります。

 

でも今回知ったのは、もう一つ辞世の句があったのですね。

 

 

「親思ふ 心にまさる 親心

 けふの音ずれ 何と聞くらん」

 

直訳すると

 

「子が思う以上に、親は子を大切に思うものである。

 私のこのような状況(斬首されること)を聞いて

 どんな思いだろうか。」

 

吉田松陰は30歳で亡くなっているのです。

私も実はその年頃の息子がいます。

 

その息子がもし斬首されることがあったなら

どんな思いだったろうか・・・。

 

私も無駄に60年生きていますから。

いままで気が付かなかったこと、知らなかったことに

たまに驚かされることがあります。

 

40台や50台の頃にこの辞世の句から感じられることと

いままた違う感じ方をしているのだと思います。

 

 

NHKの大河ドラマをまた見たくなりました。

ちょっと前より涙腺が崩壊するかも・・・。

 

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父親 百合之助役は長塚京三さん

 

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母親 滝役は壇ふみさん

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