親思う心にまさる親心
忙しい日々が一段落して、読書三昧の日々。
忙しいければ忙しいほど、活字に飢えるのですね。
「積読」で貯まった本や
「ダウンロード」で貯まった「ダウン読」!?
手当たり次第に読んでいたら、良い言葉に出会いました。
吉田松陰の辞世の句です。
吉田松陰は幕末に明治維新の指導者として活躍した思想家、
教育者ですね。
萩に訪れて「松陰神社」に2回もお参りしたことがあるほど、
私は吉田松陰が大好きです。
吉田松陰は私の先祖ではないかと(!?)勝手に思っております。
吉田松陰の辞世の句としては
「身はたとひ 武蔵野の野辺に
朽ちぬとも
留め置かまし 大和魂」
が有名ですね。
吉田松陰は、老中の暗殺を企てたとして投獄され、
斬首刑にされたからですね。
この句も好きで、このブログでも取り上げたことが
ありますね。
以前NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」でもやりましたからね。
吉田松陰役には伊勢谷友介さんが演じていましたね。
松下村塾の塾生や同志に向けた辞世の句として
結構感動した思いがあります。
でも今回知ったのは、もう一つ辞世の句があったのですね。
「親思ふ 心にまさる 親心
けふの音ずれ 何と聞くらん」
直訳すると
「子が思う以上に、親は子を大切に思うものである。
私のこのような状況(斬首されること)を聞いて
どんな思いだろうか。」
吉田松陰は30歳で亡くなっているのです。
私も実はその年頃の息子がいます。
その息子がもし斬首されることがあったなら
どんな思いだったろうか・・・。
私も無駄に60年生きていますから。
いままで気が付かなかったこと、知らなかったことに
たまに驚かされることがあります。
40台や50台の頃にこの辞世の句から感じられることと
いままた違う感じ方をしているのだと思います。
NHKの大河ドラマをまた見たくなりました。
ちょっと前より涙腺が崩壊するかも・・・。
父親 百合之助役は長塚京三さん
母親 滝役は壇ふみさん
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