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2022年1月12日 (水)

GAFA ネクストステージ 四騎士+Xの次なる支配戦略 その1

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GAFA(Google Amazon Facebook Apple)は

私のブログではよく取り上げる題材ですね。

 

実はGAFAという言葉を広めた方がいました。

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』

という世界的なベストセラーの著者スコット・ギャロウェイ氏

です。

スコット・ギャロウェイ氏はアメリカの起業家であり、

ビジネススクールの教授。

「四騎士」というのもカッコイイ呼び名も付けたのです。

 

 

出版されたのが今から年前のこと。

お分かりの通り、それから、コロナ禍という未曽有のパンデミックが

ありましたね。

そのパンデミックを踏まえたこの続編が、

また世界的に話題になっています。

 

コロナ後の2022年を考えるにあたって

これは必読の本でしょう。

今年最初の本としてご紹介していきましょう。

 

まず冒頭からこの著者の考え方に圧倒されます。

 

「新型コロナは『時代の流れ』を変えた」

 

どういうことでしょうか?

 

「2020年初頭、私たちは『以前』の世界に住んでいた」

「同じ月の末には『以後』の世界にいた」

 

どうですか、この「以後」と「以前」、つまり「ビフォー・アフター」

という表現に驚きますね。

2020年3月を境に、「ビフォー・アフター」が

なされたのですね。

 

かつて、日本の歴史では、1945年を境に、「戦前」と「戦後」と

いう言い方をしてきましたね。

 

今後は2020年3月で「戦前」と「戦後」のような

大きな境ができるというのです。

 

この事実を受け止めるべきなのですね。

つまり皆が口をそろえて言っていましたね。

「コロナ前に戻ったら・・・」

これはもう戻らないということなのでしょう。

少なくともビジネスの世界では・・・。

 

この本書の核心は、2020年3月を境に

「パンデミックがビジネス環境が大きく変えた」

ということなのです。

ただここで大事なことは

ハッキリ書いてあります。

 

「パンデミックが大企業、特にビックテックに有利に働くと確信している」

 

ここで「ビックテック」という聞きなれない単語がでてきましたが、

まさにGAFAなど世界で支配的影響力を持つIT企業群のことなのです。

 

このパンデミックによって、GAFAをはじめとする

「ビックテック」がより有利になるということなのです。

 

20220112-141834

(2022年1月4日付 日本経済新聞より)

 

2022年の年初からそれを明らかにさせることが

起きましたね。

年初にアメリカのアップルの時価総額が3兆ドル(約340兆円)となり

話題になりましたね。

日本の東証一部の時価総額の約半分です。

それもたった1社がです。

 

実はアップルの時価総額が1兆ドルになるのに42年もかかったのです。

しかし、このパンデミックが起きてから、わずか20週間(2020年

3月~8月)で2兆ドルになっていたのです。

しかしそこからさらに4か月で1.5倍の3兆ドルに・・・。

 

なぜこんなことが起きているのか

コロナ後の世界が見えてくると思いませんか・・・・。

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