ふるさと納税で節税しましょう!(令和版) その9
今回ふるさと納税の限度額を計算するにあたって
住民税を正確に計算することが必要だとよく分かりましたね。
ふるさと納税のサイトでの限度額計算がマチマチなのも
住民税の計算が、実はどこも正確にやっていないのがその理由だと
いえるのです。
サイトの運営者側としては、
「限度額が間違っている」
と言われるもの困るでしょうし、もっと最悪なのは
「オタクの言われる通りふるさと納税したけど、
2000円超える分の税メリットを受けられなかった。
損害賠償したい・・・・」
これは一番困るのでしょうね。(実際にそんな方がいるかどうかは知りません)
ですから、どこも住民税の計算を正確にしていないか
「わざと少なめにして、限度額を小さくしている」
ような気もしています。
どこのサイトも「あくまで目安です・・・。」という言い訳は
必ず書いてありますね。
いろいろ考えるのですが、要するに
「市区町村が正確に住民税を計算」
していればいいのですね。
「住民税が正確に計算できる」そんなサイトがないかと
調べていたら、見つけました。
川内選手(仮名)をわざと埼玉県庁勤務にして、住所をさいたま市に
してあったのですね。
さいたま市のコレです。 こちら
素晴らしいサイトですね。
住民税がきちんと計算されるのですが、
なんとこのサイトには「ふるさと納税の控除限度額」まで
計算されます。
それを証明するために、前回詳しく計算した川内さんの数値を
入れてみましょう。
ズバリ! 70,000円
素晴らしいですね。
さいたま市に住みたくなりますね。
以前、東京マラソンの寄付金控除で力説しましたが
さいたま市では控除額が増えるのでしたしね・・・。
では、川内選手に土地の譲渡があったことにして
計算してみましょう。
どうなるのでしょうか?
給与所得以外の欄もあります。
「長期譲渡所得」とか「一般分」など専門用語が出てくるので
ちょっと普通の方は分かりにくいかもしれませんね。
でも、収入金額(売却金額)200万円、必要経費(これは土地の取得費)
100万円と入力すれば、譲渡所得100万円が正しく計算されます。
なんと!83,000円
楽天のサイトの80,957円とは違いますね。
どっちが正しいのでしょう?
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