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2021年12月15日 (水)

ふるさと納税で節税しましょう!(令和版) その9

 

今回ふるさと納税の限度額を計算するにあたって

住民税を正確に計算することが必要だとよく分かりましたね。

 

ふるさと納税のサイトでの限度額計算がマチマチなのも

住民税の計算が、実はどこも正確にやっていないのがその理由だと

いえるのです。

 

サイトの運営者側としては、

「限度額が間違っている」

と言われるもの困るでしょうし、もっと最悪なのは

 

「オタクの言われる通りふるさと納税したけど、

2000円超える分の税メリットを受けられなかった。

損害賠償したい・・・・」

 

これは一番困るのでしょうね。(実際にそんな方がいるかどうかは知りません)

ですから、どこも住民税の計算を正確にしていないか

「わざと少なめにして、限度額を小さくしている」

ような気もしています。

 

どこのサイトも「あくまで目安です・・・。」という言い訳は

必ず書いてありますね。

 

いろいろ考えるのですが、要するに

「市区町村が正確に住民税を計算」

していればいいのですね。

 

「住民税が正確に計算できる」そんなサイトがないかと

調べていたら、見つけました。

 

川内選手(仮名)をわざと埼玉県庁勤務にして、住所をさいたま市に

してあったのですね。

 

1_20211215133501

 

 

さいたま市のコレです。 こちら

 

 

素晴らしいサイトですね。

住民税がきちんと計算されるのですが、

 

なんとこのサイトには「ふるさと納税の控除限度額」まで

計算されます。

 

それを証明するために、前回詳しく計算した川内さんの数値を

入れてみましょう。

 

11_20211215133701

12_20211215133701

13_20211215134001

ズバリ! 70,000円

 

 

素晴らしいですね。

さいたま市に住みたくなりますね。

以前、東京マラソンの寄付金控除で力説しましたが

さいたま市では控除額が増えるのでしたしね・・・。

こちら

 

 

では、川内選手に土地の譲渡があったことにして

計算してみましょう。

どうなるのでしょうか?

給与所得以外の欄もあります。

 

12_20211215134101

 

 

 

 

「長期譲渡所得」とか「一般分」など専門用語が出てくるので

ちょっと普通の方は分かりにくいかもしれませんね。

 

でも、収入金額(売却金額)200万円、必要経費(これは土地の取得費)

100万円と入力すれば、譲渡所得100万円が正しく計算されます。

 

13_20211215134201

 

なんと!83,000円

 

楽天のサイトの80,957円とは違いますね。

どっちが正しいのでしょう?

 

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