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2021年12月 8日 (水)

ふるさと納税で節税しましょう!(令和版) その4

では分かりやすく、かつ、具体的に説明するために

ここで確定申告する方に登場していただきましょう。

 

登場していただくのは、サラリーマンの川内勇気さん34歳。(仮名)

なかなかマラソンの速そうな名前ですね。

もちろん仮名です。実在のプロランナーとは違います・・・。

埼玉県庁にお勤めで、専業主婦の奥さんと3人の小学生の子供が

いることにします。

年収は600万円と想定。月収が額面で40万円。ボーナスが夏冬3カ月で

これぐらいですね。

 

奥さんは川内勇子さん(36歳。もちろん、仮名)

勇子さんが旦那さんに、

  

「ふるさと納税が絶対得らしいと朝の情報番組でやってたの!

  あなたやりましょうよ!牛肉もらえば子供たちも喜ぶわよ!

  税理士の吉田先生のブログでも間違いないって書いてあったし・・・」

 

まあ、こんなやりとりを想定して実際にふるさと納税をやることを決意します。

でも情報サイトをいくつか見ましたが

「いくらまでやったらいいか」

これが良く分かりません。

「さとふる」と「楽天」のサイトを見て

68,000円が上限のように思えてきました・・・。

でもふるさとチョイスみるともう少しできるように思えます・・・。

 

でも本当にメリットがあるのかどうかも分かりません。 

 

さて、本当にメリットあるのでしょうか?

6万8,000円支払えば6万6,000円も効果があるのでしょうか?

 

具体的に計算してみましょう。

 

まず、川内勇気さんの「ふるさと納税をする前の」年間の税金を計算してみます。

なかなか他の人の確定申告書なんか見れませんよ。

1_20211208100901

 

 年収600万円の具体的な税金を計算します。

 所得税17万1000円も払っているのですね。

住民税も計算してみましょう。

これはちょっと一般の方は無理ですね。

 

1_20211208100902

専用ソフトで計算します。

27万9,000円と出ました。

結構、住民税も高いのですね。

 

奥様の勇子さんは、これで年間45万円も税金を払っていることに

驚愕してしまいます。

食べ盛りの小学生のために、美味しい肉を中心にふるさと納税を

やることを決意しました。

 

さて、楽天とさとふるのいうとおり、68,000円やってみました。

 

268000

268000_20211208101001

所得税164,200円

住民税219,600円

合  計383,800円

どうでしょうか?

 

青枠でカコったところが、「寄付金控除額」と「寄附金税額控除額」

ここがポイントですね。

これで税金が下がるのです。

 

450,800円 - 383,800円 = 66,200円


6万6200円 も税金下がりました!!

良かったですね。

予定通りの税メリットがありましたね。

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