失敗を語ろう その6
「設立以来利益の出ていない上場企業」
マネーフォワードについての疑問ですね。
「そんな上場企業何てあるの?」
素朴な疑問ですね。
マネーフォワードのIR情報を丹念に読んでみました。
そこに秘密があったのですね。
まず売上高の推移。
2020年11月期で58%増の100億円超えですね。
確かに急成長はしています。
またついビズリーチと比較してしまいました。
前回ご紹介した本からです。
ビズリーチの方が売上は急速に伸びていますね。
肝心の営業利益は3期前から黒字ですね。
2020年7月期で21億円もの黒字です。
マネーフォワードはどうしてこんなに巨額の赤字なの?
と不思議に思いますよね。丹念に読んでいると
「広告宣伝費を除けば黒字です」
という記載がありました。
EBITAとは「営業利益に減価償却費などを足す」
国際的な財務指標なのですが、
要するに
「巨額の広告宣伝費を使っているから赤字」
ということなのでしょう。
確かに年末年始の確定申告時期には
テレビCMなどでよく見ますからね。
2020年11月期で33億6200万円も使っているようですね。
たぶん戦略的に赤字にしているのでしょう。
あと財務体質も安定していますね。
あと9月1日付で「プライム市場」を選択した旨を公表していますね。
「プライム市場への上場維持基準を確認した」
と記載しているのですから、こんなに赤字を続けていても大丈夫なのでしょう。
ブログで勝手なこと書いて特定の企業を批判してはいけませんね。
大変失礼しました。
「失敗を語りました・・・」
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