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2021年9月17日 (金)

巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡 その3

2003年に南社長が三木谷さんに見いだされたことが

大きかったでしょうね。

 

楽天の三木谷氏はこのブログでも何度も取り上げましたからね。

三木谷さんというと必ず言うネタ。 こちら

1995年に日本興業銀行を退社した後、

1997年に楽天を立ち上げますね。

 

1997年5月にオープンした楽天のショッピングモールは

店舗数13店舗!

売上高14万円!

 

これはもう何十回も、何百回も言っていますね。

しかし楽天のショッピングモールを開業して

まだ6年しか経っていない頃なのです。

当時誰もが必ず失敗するとみられたネット販売。

三木谷氏もたった6人で始めたまさにベンチャー企業でした。

 

その急成長するベンチャー企業をまじかで体感できた経験は大きいでしょうね。

 

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当時楽天球団社長は島田亨氏。

この方は人材会社インテリジェンス(現パーソナルキャリア)の

創業メンバーなのですね。

しかも、個人投資家として起業家支援をしていた方。

事業として成長させるマネジメントの要諦を島田社長から

教わります。

結局「実現不可能だと言われていた球団の初年度黒字化を

達成」することができたのですからね。

島田氏はその後楽天の本社の副社長になり、三木谷社長を補佐した後、

2017年にインテリジェンス創業当時のメンバーであった

宇野康秀が経営するUSEN―NEXTホールディングスの

副社長になったのですね。

これも以前ブログで学びましたね。(こちら)

 

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さらに三木谷氏は小沢隆生氏を楽天球団に送り込みます。

小沢氏このときまだ32歳。

でも事業立ち上げのスペシャリストでした。

もともと小沢氏はネット―クションのベンチャー企業を立ち上げたのですが

楽天に買収されていたのです。

 

このつ上の兄貴分である小沢氏からも、徹底的にビジネスを学びます。

 

「いいか、うまくいっているビジネス、成功している事業には

必ず理由がある。それが何か探り当てることから始めろ。

徹底的に調べ上げて掘り下げて、その本質を見つけ出せ。」

 

これを小沢氏は「要素分解」と呼ぶのだそうです。

ここは詳しく書いてあります。勉強になります。

 

しかし、すばらしいアドバイスですね。

こんな上司に仕えたかったですね・・・。

 

小沢氏はその後2006年に楽天グループを退社し、起業。

その会社がヤフーに買収されたことでヤフーの経営に参画。

何と、楽天のライバルであるヤフーショッピングの

COO(最高執行責任者)になっています。

 

南氏は2006年に楽天を退社するまでの3年間。

三木谷、島田、小沢の素晴らしい経営者たちに鍛えられます。

 

人から日々難題が降ってくる」

 

「がむしゃらに難題に取り組み、何度も挫折し、

放り出しそうになっても、あきらめずに困難に立ち向かっていけば

何とか道が開けていく・・・」

 

こうやって南社長は、楽天イーグルスの創業に関わりながら、

「ビジネス上の素晴らしいコーチ陣」に鍛えられて

日本で最高の帝王学を学んでいくのです・・・・。

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