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2021年8月12日 (木)

小説8050 その2

「いじめ」という問題を久しぶりに考えさせられました。

自分の経験でも確かに50年前も「いじめ」はあったと思います。

 

でも何だか少し違っていたような・・・。

池袋の住宅密集地で生まれ育った私は周りには子供が

たくさんいました。

集団登校や集団下校。そのまま友達の家で遊ぶことが

多かったと思います。

当時の友人を思い出すとその子の家や兄弟、親まで

覚えています。

だから子供の世界は特殊なコミュニティーだったと思います。

だから特定の子をいじめると、その家族が黙っていないのです。

ですので、当時いじめ自体は少なかったと思います。

ただそういう地域密着型のコミュニティーのなかで

転校生がくるとたまにいじめの標的になりました。

でも、その子の対応力がカギだったように思います。

うまく順応するとなんでもなくて、変な対応するとさらに

エスカレートすることもあったと思います・・・。

ただこの本に出てくるような陰湿ないじめはさすがになかったかと・・・。

 

あとこの本に登場してくる弁護士にも考えさせられました。

 

「こんな弁護士がいるのか・・・」

 

小説ですからあくまでフィクションです。

ただ綿密な取材に基づくそうですから

ある程度実話なのかもしれませんね。

 

「7年前のいじめを裁判にしたい」

 

もし知り合いの弁護士に頼んだらどういうことに

なるのでしょうか。

 

「専門分野ではないのでお断りです。」

 

と言ってくれた方が親切なのでしょう。

でもこの本では、最初に実に不親切な弁護士が出てきますね。

「学校側に内容証明送りつけて終わり」

まさにアレが普通の弁護士の対応、現実なのでしょう。

 

その後引き受けた「いじめ問題を専門とする」弁護士が

どうやって裁判を展開していくのか。

これはこの本の一番面白いところ。ぜひこの書をお読みください。

 

たぶん、そのうちドラマ化されるか映画化されるのでしょうね。

カッコイイ弁護士さん。どんな俳優さんが演じるのか

楽しみです。

 

でも現実にはどうなのでしょう・・・!?

8050問題は弁護士の仕事ではないのです。

当事者である家族が真剣に悩みどうやって解決するのだろう?

本当に考えさせられました。

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