売上最小化、利益最大化の法則 その6
ではその売上と利益の見方をご紹介しましょう。
正直書くとこれ読んで「ウナリ」ました・・・。
日頃決算書を作成している税理士の立場では、
損益計算書でいう営業利益までの「利益」とは
「売上総利益」と「営業利益」の2段階でしょうか。
北の達人はそれをなんと「5段階」で分析しているというのです。
北の達人が行う、
「5段階利益管理」。
これ木下社長が編み出した管理会計なだったら
「天才」ですね。
普通の中小企業はここまでは絶対にしないでしょう。
この秘密の管理会計がたった1980円で学べるのですから
安いものです。
具体的にご説明しましょう。
まず、第一段階の売上総利益(粗利)の求め方ですね。
ここまでは、お分かりいただけるでしょうか。
売上1億円の会社があったとします。
原価とは「売れた商品の仕入や製造にかかった費用」のことですね。
それが5600万円だったら、売上総利益は4400万円ですね。
粗利率44%・・・。
普通の企業はまずそこまではやりますね。
さらに売上1億円の中身を分析します。
商品ごとの粗利を計算していくのです。
商品①から商品③まで・・・。
どうでしょうか。
確かにここまで計算すると、商品ごとに粗利の取れる、つまり儲かる商品と
そうでない商品とにはっきり出てきますね。
もうそこまでは面倒なので、やっていない企業も多いと思いますね。
実際には、そんな手のかかる原価計算を、
厳密にやっていないか、できない企業も多のです。
でも北の達人は違います。
さらにこの粗利をあと4段階に分けて分析するのです。
粗利を利益(1)とすると
今の粗利4400万円から
注文連動費項目を引いた 利益(2) 純粗利
さらに、販促費を引いた 利益(3) 販売利益
さらに、商品ごとの人件費を引いた 利益(4) ABC利益
最後は、 運営費を引いた 利益(5)商品ごとの営業利益
どうでしょうか・・・。
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