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2021年6月11日 (金)

こうすれば絶対よくなる! 日本経済 その7

「消費税を0%に!」

 

これは驚きますね。

 

「そんなことできるの?」

 

誰しも思うでしょうね。

もちろん、恒久的に0%とするのではなくて

コロナが落ち着くまで暫定的にということのようです。

 

藤井先生の主張。

 

「日本国民は年間300兆円を消費。(家計消費)

税率10%だから毎年30兆円の消費税。

これを0%とすると、国の予算が30兆円足りなくなるから、

財政政策を発動して政府が国債を発行する。」

 

これこそがMMT理論。

 

Mmt

 

分かりやすく漫画で説明します。

 

これは本当に正直驚きました。

もちろん、前提となるのは申し上げた通り、

「プライマリーバランスの規律撤廃」

 

「日本は財政が苦しいからできない」と財務省は

大反対するでしょうね・・・。

 

何度も書きますが、一応「税理士ブログ」ですから、

こういうことをアップしていいものかと思いますが

安倍さんの知恵袋であった方が本当に言うのですからね。

 

果たして、このMMT理論を断行する勇気ある政治家が出現して

は日本を救うことができるのでしょうか?

 

 

私は、1997年(平成9年)の消費税が3%から5%に

引き上げられた年の税理士試験の消費税法を受験して

合格したのです。

書きましたように、誰よりも消費税法を

勉強したつもりです。

 

「これからは間接税の時代だ!」

 

意気揚々として1998年(平成10年)に税理士事務所を

開業したのです。

でもずっと思っていたことですが、

開業後なかなか景気は良くなりません。

業績好調な会社を見ることは少なく、

消費税の納税に追われて苦しんでいる多くの中小企業を

見てきました。

 

藤井先生の言われる通り、繰り返される消費税増税により

「カネをむしり取られる」中小零細企業を

税理士として何度も見てきました。

 

それからの20年間はまさに「空白の20年」。

本当に日本経済は沈んだままなのです。

その間、リーマンショックや大震災もあったでしょう。

 

でもその本当の真犯人が「消費税増税!」と言われても、

にわかに信じることはできないのです。

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