こうすれば絶対よくなる! 日本経済 その7
「消費税を0%に!」
これは驚きますね。
「そんなことできるの?」
誰しも思うでしょうね。
もちろん、恒久的に0%とするのではなくて
コロナが落ち着くまで暫定的にということのようです。
藤井先生の主張。
「日本国民は年間300兆円を消費。(家計消費)
税率10%だから毎年30兆円の消費税。
これを0%とすると、国の予算が30兆円足りなくなるから、
財政政策を発動して政府が国債を発行する。」
これこそがMMT理論。
分かりやすく漫画で説明します。
これは本当に正直驚きました。
もちろん、前提となるのは申し上げた通り、
「プライマリーバランスの規律撤廃」
「日本は財政が苦しいからできない」と財務省は
大反対するでしょうね・・・。
何度も書きますが、一応「税理士ブログ」ですから、
こういうことをアップしていいものかと思いますが
安倍さんの知恵袋であった方が本当に言うのですからね。
果たして、このMMT理論を断行する勇気ある政治家が出現して
は日本を救うことができるのでしょうか?
私は、1997年(平成9年)の消費税が3%から5%に
引き上げられた年の税理士試験の消費税法を受験して
合格したのです。
書きましたように、誰よりも消費税法を
勉強したつもりです。
「これからは間接税の時代だ!」
意気揚々として1998年(平成10年)に税理士事務所を
開業したのです。
でもずっと思っていたことですが、
開業後なかなか景気は良くなりません。
業績好調な会社を見ることは少なく、
消費税の納税に追われて苦しんでいる多くの中小企業を
見てきました。
藤井先生の言われる通り、繰り返される消費税増税により
「カネをむしり取られる」中小零細企業を
税理士として何度も見てきました。
それからの20年間はまさに「空白の20年」。
本当に日本経済は沈んだままなのです。
その間、リーマンショックや大震災もあったでしょう。
でもその本当の真犯人が「消費税増税!」と言われても、
にわかに信じることはできないのです。
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