こうすれば絶対よくなる! 日本経済 その2
藤井先生はまさに
「アベノミクスのシナリオライター」だったのですね。
その方が「消費税増税は大反対」なのです。
それだけでも驚きませんか?
「そんなこと言ったって安倍首相の在任期間中に
消費税が8%に(2014年)
消費税が10%(2019年)
になったではないか!」
そう必ず文句言われるでしょうね。
つまり、安倍内閣が始まるときに消費税は5%だったのに
終るときには10%ですからね。
それを考えたら安倍政権の内閣官房参与の方が
間違っても「消費税増税反対論者」とは名乗れないはずです。
その理由は
「安倍首相は財務省の厚圧に負けた。」
正直に書いてあります。
これが真相のようです。
このあたりかなりなまめかしいので本を読んでください。
結果どうなったかというと、
「財務省の圧力でアベノミクスが変質していった」
ただ税率10%への引き上げは2度延期されているのですね。
これもご存じですか?
2015年10月→2017年4月
2017年4月→2019年10月
この功績は藤井さんのおかげのようです。
次の延期はないことが分かって2018年12月に
藤井先生は内閣官房参与を辞めています。
ここで消費税増税がどれだけ景気にとってよくないのか
この本を読んで勉強になりました。
「諸費税増税は国民全体からカネをむしり取ります」
そうでしょうね。
これ税理士として非常に実感します。
安倍政権の7年間で、
「国民の払う消費税額は年15兆円から30兆円に倍増」
しているからです。
「経済をものすごく『効率的に』冷え込ませる」
のですから。
消費税増税の実態です・・・。
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