こうすれば絶対よくなる! 日本経済 その9
なかなか勉強になりましたね。
ただ本当に「消費税が0%」になるかどうかわ分かりません。
藤井先生本人も
「財務省が必死に抵抗します」
と認めているようにまず実現は不可能だろうと
予測しています。
「消費税を引き下げたい。検討してくれ、といっても
せいぜい2%引き下げの8%だろう。
だからこそ、何としても税率0%にする。
8%や5%では話にならない。」
そこまで言わないとダメなのだそうです・・・。
はたして今後どうなるのでしょうか?
ただ、この対談でまったく触れなかった重要な問題が
あります。
どうしてでしょうか?わざと触れなかったのでしょうか。
そのあたり「税理士ブログ」らしく、きちんと突っ込んで
終りたいと思います。
消費税の「インボイス制度の問題」なのです。
コレも立派な増税なのですが、なぜ議論に上がらないのでしょうか?
藤井先生のお考えのように、
「繰り返される消費税増税により、
中小零細企業はカネをむしり取られてきた」
ということであるなら、
「インボイス制度こそ、貧乏人からカネをむしり取る制度である」
となぜハッキリ言わないのでしょうか。
「インボイス制度も増税」ということを
最後に説明しておきましょう。
これは当面の私自身のテーマにしようかと
思っておりますので・・・。
もうじきインボイス制度の受付が始まるのを
ご存じでしょうか?
国税庁ホームページを見るとこんなパンフレットが
アップされております。
今年の10月から登録が開始されるのですね。
「登録?何それ」
という方にスケジュールをアップしておきます。
実際にインボイス制度が始まるのは
令和5年10月1日からです。
その2年前の今年の10月から登録開始ですね。
令和5年3月末までが登録期限です。
でも問題は国税庁のパンフのこのところ。
免税事業者は課税事業者にならないと登録できないのですね。
ということは、今まで売上が1000万円以下で、
免税事業者であった方が、わざわざ課税事業者に
ならなければならないのです。
国税庁のパンフレットには赤字で記載。
「申告が必要」
これ知らない方は驚きませんか?
申告するということは、はっきり「納税する」ということなのです。
まさに増税です。
つまり、いままで払わなくてよかった方も
登録するには、そのメリットを捨てて消費税を納税する必要があるのです・・・・。
ハッキリ書きます。
こういうのを
「国民からカネをむしりとる制度」
だと私は思うのです・・・。
コロナ後の日本は、はたしてどうなるのでしょうか?
とにかく「絶対よくしてほしい」と心から願います・・・。
(がんばれ! コロナが何だ!増税が何だ!シリーズ おしまい)
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