MAKUAKE式「売れる」新方式 その2
「クラウドファンディング」って分かりました?
正直、なかなかご理解いただけないかなと思います。
なぜなら、私自身もこの本読んで、ようやく分かったくらいですから。
まず「クラウドファンディング」とは、3つのタイプがあります。
1.購入型
2.寄付型
3.投資型
の3つですね。
2011年3月11日の東日本大震災の直後の3月29日に
日本初の「クラウドファンディング」が誕生したのです。
これは、想像つくと思いますが「2.寄付型」ですね。
ですので、いまだに「困っている個人や団体にお金を投じるツール」と
解釈している人も多いのですね。
マクアケは「1.購入型」なのですね。
昨日私が勘違いしたケースをあえて書きましたが、
これは「3.投資型」ですね。
もう証券会社出身の性でしょうかね。「ファンド」と聞いてしまうと
すぐ「出資」と思ってしまうからなのですね。
私の年代以上なら、バブル期で「・・ファンド」やそれこそゴルフ会員権で
多額の損した方も多いでしょうからね。
しかし、「ファンド」と聞いてその区別ができないのも仕方ないと思います。
ここでハッキリ書きますが、「クラウドファンディング」という
名前が良くないですね。
誤解されやすいです。
マクアケとしては、購入型であることは当然なのですが、
「応援購入」という呼び方しています。
「応援」だろうが、なんだろうが何でも構わないのですが、
これもハッキリ書きますが、ある意味ネット通販と一緒です。
ただここで気が付いたのですが、マクアケのサイトのQ&Aをよく見ると
購入したらキャンセルはできないのですね。
言いかた悪いですが、ファンドといいながら、
換金できない投資と一緒です。
以上が支払したサポート側の解釈ですが、資金をもらった事業者側から
見てもそれが分かります。
「実は『売上高』になるクラウドファンディングで得た資金」
ここの章を読んでようやくこの仕組みが分かりました。
応援プロジェクトが終了するまで、会計的には「預り金」なのではと
思っていたのですね。
法律的に言うと、「預り金」とするなら、サポーターである購入者が債権者ですね。
それこそ権利主張すれば返してもらえることにもなります。
「売上」とするということは、事業者にその資金の所有権が
移っているということなのですね。
難しいかもしれませんが、税務の現場ではよくあるお話なのです。
なぜなら、このあたりの解釈は、税務署が結構好きなところですから・・・。
どうですか?
マクアケを始まる前に大事なところですね。
ここが分かっているかどうかではないでしょうか。
さらに
「売上高であるからこそ、銀行の与信判断の材料として考えられる」
と書いてありました。
このマクアケの仕組みを使って事業展開をしたいと考える方は
当然、「売上」と考えるべきなのです・・・。
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