「生きるっちゅうのは、しんどうて、おもろい」
NHKの連続テレビ小説「おちょやん」が終わりましたね。
視聴率は低迷したままだったらしいですが、そんなの関係ないですね。
個人的には非常に面白いドラマでした。
最後のシーンに感動しましたね。
見ていない方のために、杉咲花さん演じる、女優の千代が
本当に別れたご主人の一平と舞台で芝居をするのですね。
それで次のセリフ。
「あんたと別れへんかったら、大切な人たちと出会うことも
できへんかった。あんさんも私も、『愛する我が子』とも出会うことも
できへんかった。
あんたと出会うて、つらい思いもぎょうさんしたけど」
それに対して、一平は
「それもまた面白い人生やったろ。わしのおかげやな」とボケ。
それに対して突っ込むという大阪らしいお笑い。
最後に、千代が
「おおきに。生きるっちゅうのは、ほんまにしんどうて、おもろいなぁ」
という決めセリフ。
泣けましたね・・・。
杉咲花さんはまだ23歳なのですね。
でも波乱万丈の人生を生き抜いたベテラン女優が
いうような、すばらしい決めセリフでしたね・・・。
私もこれだけ長く生きていると、「あの時・・・だったら・・・」
思うこともたまにあります。
ここで私が別れた女性のことはいいませんが・・・(そんな訳ない・・)
自分の脱サラしたことをやはり思いますね。
31歳で脱サラして、ちょうど29年になろうとしています。
1992年(平成4年)5月15日が退職日でしたからね。
今年に入って同期の人たちから
「おかげさまで定年退職いたしました。ありがとうございました・・・」
よく連絡もらいます。
最近の野村證券をやたらアップするのはそのためです。
私も
「野村證券を退職しないで、無事定年まで勤めていたら
どんな人生だったろう?」
考えないことはありません。
でも杉咲花さんの決めセリフと同じですね。
「野村證券を辞めなかったら、大切な人たちと出会うこともでき
へんかった。『愛する我が子』と長い時間一緒にいられた。
退職してつらい思いもぎょうさんしたけど」
人生にやり直しはないのですね。
60歳になって今更自分の人生の後悔はしたくはないのです。
最後の場面で、千代に、亡くなったご両親や弟が
見えますね。
今でもずっと応援してくれているのです。
ここは号泣・・・。
「脱サラちゅうのは、ほんまにしんどうて、おもろいなぁ」
そう言って、ずっと応援し続けようと思っております。
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