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2021年5月27日 (木)

MAKUAKE式「売れる」新方式 その8

すいません。書きながらまたいつものように脱線しだしましたね・・・。

「クラウド・ファンディングなんて簡単だ!誰でも真似すればいい・・」

なんて安直に申し上げているのではないのですね。

 

こういう「売り方」がトレンドになってきているということを

気が付いていただきたいのです。

 

昭和の時代までは、高度経済成長、人口増加の一途の時代でした。

ですから、ものを売ることに対しては、

「作る人は作る」、「売る人は売る」と縦割りで分業する方が

効率的だったのですね。

それには、「大量生産、大量消費」という構図があったからです。

理由は分かりますね。多量生産することによりコストが

下がりましたからね。

さらに、企業は大量にものを作って、CMをバンバン流せば

それだけで売れたのです。

 

でも令和の時代になって、私も何度も申し上げているように

「少子高齢化」。

当然作り方、売り方も変わっていいはずなのです。

そこに着目したのがマクアケですね。

前提としてはインターネットの特性を生かして

「作り手と受け手が直接コミュニケーションが取れる」

これは大きいと思いますね。

さらに、そのコミュニケーションにより

「ストーリー性を持たせ、商品の背景を理解してもらって

より愛着を持たせる」

ことが可能になったのです。

こんな販売手法は今までなかったはずです。

それにより、

「作り手も受け手も幸せになれる」

そういう構図です。

 

あと令和の時代になって、今盛んに叫ばれている

「サステナブル」というキーワードもあります。

この考え方は勉強になりました。

特に、ファッション業界における「SDGs」いうことを

この本を読んで結構考えさせられました。

全世界で生産されている洋服の5~6割が一度も

袖を通されることなく廃棄されているというのです。

この問題は、ユニクロなどファストファッション業界にも

早晩、影響を受けてくる問題なのでしょう。

さらにいえば、この問題はアパレル業界だけの問題では

ないのは当然でしょう。

「ただ安ければいい」ということだけでも企業は

生き残れない時代なのでしょうか。

大量に作っても、売れなければ大量廃棄です。

これは環境破壊につながりますからね。

 

「必要なものを必要な量だけ作るべき」

 

もっと根本的、かつ深い部分まで消費者は

見るようになってきている時代なのです。

マクアケが支持される理由は実はココにあるのです・・・。

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