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2021年2月19日 (金)

起業の天才!江副宏浩正 8兆円企業リクルートを作った男 その2

「リクルート」というと「広告の会社だろ。」「就職情報誌?」

まあ、普通その程度の認識でしょうね。

 

それがなぜ、「戦後最大のベンチャー企業」と言えるのか?

それは、この本を読んで初めて理解したことです。

 

リクルートという会社は何が素晴らしかったかというと

「これまでにない媒体(メディア)を作った」

からなのです。

 

大学新聞に企業の広告を取ってくるというのは、しょせん広告代理店

でしか過ぎないのです。

江副氏は「メディア」を日本で初めて作ったのです。

それは、「リクルートブック」です。

この「求人広告だけの本」を、非常に大事なことですが

「無料で」配ったのです。

 

著者に言わせたら

 

「インターネットのない時代のグーグル」

 

「??」

分からないでしょうか。

つまり、江副氏の発明した広告は

「情報が欲しいユーザーと、情報を届けたい企業を

『広告モデル』(ユーザーには無料)によってダイレクトに結び付けた」

のです。

 

当時は「企業への招待」と呼ばれたのですが、発刊されたのが

1962年(昭和37年)。それから36年後の1998年!

(私が開業した年と同じ)、グーグルがインターネットを使った

「検索連動型広告」を発明したのです。

 

今なら当たり前にあるものですが、60年前に思いついたことこそ

まさに「イノベーション」だったのです。

 

著者は世界最大のオンラインサイトPayPalの創業者

ピーター・ティルの「ゼロ・トゥ・ワン」を紹介しています。

 

ここは何度も読み返しました。

「これが真の起業ということか・・・」

そう思いました。

 

「ビジネスに同じ瞬間は二度とない。次のビル・ゲイツが

オペレイティング・システムを開発することはない。

次のラリー・ペイジとセルゲイ・プリンが検索エンジンを作る

こともないはずだ。

次のマーク・ザッカーバーグがソーシャル・ネットワークを

作ることもないだろう。

もちろん、新しい何かを作るより、在るものをコピーする方が

簡単だ。おなじみのやり方を繰り返せば、見慣れたものが増える。

つまり、1がnになる。だけど、僕たちが新しい何かを

生み出すたびに、ゼロは1になる。(中略)

これだけは言える。ほかの生き物と違って、人類には奇跡を起こす

力がある。僕らはそれを『テクノロジー』と呼ぶ。」

 

お分かりになるでしょうか。

60年前に江副氏は「テクノロジー」により

日本初のメディアをゼロから作ったのです・・・・。

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