男だろ!?
(大八木監督が以前出版した本)
年初早々、つい「筆を滑らして」しまいましたね。
昨日のブログやメルマガで結構反応ありました。
駒澤大学の大八木監督の選手への応援
「男だろ!」
は、やはり令和の時代にはそぐわないのですね。
大八木監督を含む私の世代は
戦前から「男は男らしく、女は女らしく」
そう言われて育った時代ですね。
子供のころよく見たドラマは、森田健作主演のドラマ
「俺は男だ!」
今の千葉県知事ですね。
「男は社会に出て、女は家庭を守る」
男女尾雇用均等法が定められたのも、
大学卒業の頃のお話ですね。
「女性の総合職」が求人として出てきたのがその頃からです。
寿退社が推奨され、結婚後は家庭に入る・・。
隔世の感がありますね。
現代では、「男だ。女だ。」と区別することすら違和感のある人も
多いでしょう。
先月トランスジェンダーでありながら、台湾の英雄となった
オードリー・タン氏をご紹介したばかりでしたね。
日本でも「LGBT」という言葉がようやく認知されてきましたが
台湾に比べたら、まだまだかなりの格差を感じています。
昨日NHKのテレビでIKKOさんがでていましたが、
彼も(彼女も?)年齢(58歳)は私に近いのですね。
九州筑豊のご出身ということで、大学時代の愛読書「青春の門」の
主人公伊吹信介の故郷ですからね。
トランスジェンダーであったことの苦労話に泣けましたね。
それとやはりもう一つ違和感があったのは
典型的な「体育会的」なところ。
バスケットボールに高校、大学と打ち込みましたが、
「バカヤロー!男だろ!」
と罵声を浴びながら、当たり前のように多少の暴力もありましたね。
あの頃は当然のことのように感じて、暴力も「愛のムチ」のような感覚でした。
大卒後、某証券会社でも
「死ぬ気で決めてこい!」
「決まらなかったら辞めちまえ!」
とそれ以上ハッキリ書けないけど、まさに「愛のムチ」・・・
令和の時代にそんな指導したら、絶対に
「パワハラ」
になりますね・・・。
親にも叱られたことのない若者を指導するには
それくらいしないといけないのでしょうか。
陸上という「体育会」だから許される指導法なのでしょうか?
「男だろ!」をビジネスに応用したら、大変なことになりそうですね。
「叱って伸ばす」
というより
「褒めて伸ばす」
それが令和の時代の流行りのように思います。
新年早々、反省とともにいろいろ考えさせられました・・・。
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