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2021年1月 7日 (木)

男だろ!?

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(大八木監督が以前出版した本)

 

年初早々、つい「筆を滑らして」しまいましたね。

昨日のブログやメルマガで結構反応ありました。

 

駒澤大学の大八木監督の選手への応援

 

「男だろ!」

 

は、やはり令和の時代にはそぐわないのですね。

大八木監督を含む私の世代は

戦前から「男は男らしく、女は女らしく」

そう言われて育った時代ですね。

 

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子供のころよく見たドラマは、森田健作主演のドラマ

「俺は男だ!」

 今の千葉県知事ですね。

 

「男は社会に出て、女は家庭を守る」

 

男女尾雇用均等法が定められたのも、

大学卒業の頃のお話ですね。

「女性の総合職」が求人として出てきたのがその頃からです。

寿退社が推奨され、結婚後は家庭に入る・・。

隔世の感がありますね。

 

現代では、「男だ。女だ。」と区別することすら違和感のある人も

多いでしょう。

 

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先月トランスジェンダーでありながら、台湾の英雄となった

オードリー・タン氏をご紹介したばかりでしたね。

日本でも「LGBT」という言葉がようやく認知されてきましたが

台湾に比べたら、まだまだかなりの格差を感じています。

 

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昨日NHKのテレビでIKKOさんがでていましたが、

彼も(彼女も?)年齢(58歳)は私に近いのですね。

九州筑豊のご出身ということで、大学時代の愛読書「青春の門」の

主人公伊吹信介の故郷ですからね。

トランスジェンダーであったことの苦労話に泣けましたね。

 

それとやはりもう一つ違和感があったのは

典型的な「体育会的」なところ。

バスケットボールに高校、大学と打ち込みましたが、

「バカヤロー!男だろ!」

と罵声を浴びながら、当たり前のように多少の暴力もありましたね。

 

あの頃は当然のことのように感じて、暴力も「愛のムチ」のような感覚でした。

大卒後、某証券会社でも

「死ぬ気で決めてこい!」

「決まらなかったら辞めちまえ!」

とそれ以上ハッキリ書けないけど、まさに「愛のムチ」・・・

 

令和の時代にそんな指導したら、絶対に

「パワハラ」

になりますね・・・。

親にも叱られたことのない若者を指導するには

それくらいしないといけないのでしょうか。

陸上という「体育会」だから許される指導法なのでしょうか?

 

「男だろ!」をビジネスに応用したら、大変なことになりそうですね。

 

「叱って伸ばす」

 

というより

 

「褒めて伸ばす」

 

それが令和の時代の流行りのように思います。

新年早々、反省とともにいろいろ考えさせられました・・・。

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