成人式に思う
昨日はこのコロナ禍で大変な成人式でしたね。
地元中野区の成人式は急遽中止でした。
お隣の新宿区も・・・。
でも近隣の杉並区は実施して物議をかもしましたね。
都内唯一で実施した区ですからね。
でも参加できた成人は嬉しかったのではないでしょうか。
しかし今年の20歳の新成人は大変な時に成人ですね。
不安も多いのでしょう。
20歳になったからと言って酒飲んで騒ぐことすら
できないのですからね・・・。
「自分が20歳のときはどうだったのろう・・・」
つい思い出してしまいました。
なんと40年も前のことなのですね。
実は私は成人式には出席しなかったのです。
「20歳になったからなんだというのだ・・・」
それくらい社会に反発していた頃?ですからね。
「別に男だからわざわざ晴れ着を着ることもないし・・・」
そう思って出席しなかったくらいです。
一年浪人してようやく早稲田大学に入学した1年生でした。
入学すると「新歓コンパ」と称して酒の味を覚え、
亡国の遊戯「麻雀」も覚え、パチンコやパチスロなどの
ギャンブルまで・・・。
「大学生になったらタバコくらい吸わないと・・・」
と悪友に勧められタバコも・・・。
アルバイトに明け暮れて、徹夜麻雀したり、
オールナイトの映画を見たり・・・。
「大人になるって何なんだ・・・。」
もがいていた頃でしょうか。
一年浪人してまで入った憧れの大学の授業は
驚くほどつまらなかったし・・・(すいません)
高校時代にあれだけ打ち込んでいた囲碁部も早々に退部し、
何となく入ったバスケットボール同好会にも
それほど熱が入らなかった・・・。
「自分はいったい何をやりたいのだろう?」
悩んでいた時期でした。
あの頃の愛読書は五木寛之の「青春の門」でした。
主人公伊吹信介は
「何を自分は目指すのか」
を確かめたくて九州筑豊から早稲田に入学したのですね。
自分とかなり重なったので、ものすごく共感した思い出が
あります。
きっと今年の新成人も、将来に対する不安で
「何を自分は目指すのか」
きっと悩んでいるのだと思います。
でも悩むのも若さの特権なのでしょう・・・。
私も20歳で税理士目指せばよかったのでしょうけど、
それからいろいろ回り道して、ようやく37歳で
税理士になりました。
長い人生、回り道も悪くないですよ・・・。
新成人にお伝えしたいことです。
あと「成人式」行けなかったからといって
生きていけます。大丈夫です。
とにかく悩んで自分が何をしたいのか見つけてください。
先行き不安な社会を変えていくのもあなたたちです。
新成人に幸あれ!!
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