2040年の未来予測 その1
元マイクロソフト社長の成毛眞さんの本ですね。
このブログでも何度か取り上げたことのある成毛さんですが、
そのマイクロソフトを退任したのが2000年。
20年も前で、もう知らない方も多いのかもしれませんね。
1955年(昭和30年)生まれで65歳。
ソフトバンクの孫正義氏と以前ご紹介したヤフー創業者井上雅博氏
も1957年(昭和32年)ですから、その同年代の三人は
日本のIT業界を築き上げた「三英傑」でしょう。
誰が信長か秀吉?家康は誰か、分かるでしょうか・・・!?
そう考えると成毛さんの45歳での「アーリー・リタイアメント」は
あまりにももったいなかった気がします。
もちろんその後も、いろいろ活躍されています。
ただ、いまは「文筆家」といったら失礼でしょうか。
書籍にはなかなか含蓄のある示唆を読み取れます。
その成毛さんが書き下ろした「2040年」ですね。
今から19年後です。
現在、日本中「コロナ、コロナ」で大騒ぎですが、
きっと2040年には「コロナ何てインフルエンザと同じ」
位になっているのでしょうね。
そう発表している学者も多いようですから。
そう信じることで少し安心しませんか?
「20年も先のことなんて今考えて何かいられない!」
そういう方もいるでしょう。
でも成毛さんの着眼点は違うのです。
20年後と言わず10年後の
「2030年は自動運転も空飛ぶ車も、
ドローンでの配送も当たり前になる」
このように書くと、誰もが「まさか」と驚くというのです。
テクノロジーは刻一刻と社会を変えていることに
気が付かないとダメなのだそうです。
我々も反省しないとはいけないとはいけないと思うのですが、
AIによる自動運転やドローンによるサービスについて
まだその価値に気がついていないということなのでしょう。
「そんなバカな!」
と思ってはいけないのです。
19世紀にダイムラーが自動車を作ったときも、20世紀にライト兄弟が
飛行機を発明したときも、大衆はその価値に気が付かなかったというのです。
でも「そんなバカな」ことを実現しようと信じて取り組んできた人々が
歴史を作ってきた」のです。
それはまさに成毛さんのいうとおりだと思うのです。
でもさらに大事なことは、
「これから起きる新しいテクノロジーの変革は、
すでに今、その萌芽があるということ。
何ないところから急に新しいものは飛び出てこない」
というのです
「それを知ってバカにするか、チャンスにするかは自分次第」
なるほど!と思いませんか。
「現在を見つめ、みらいの形をつかむことは誰にでもできる」
のです。
では、ご一緒に、みらいの形をつかみにいきましょう!
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