アイアンハート その2
防衛大学出身というとすごいですね。
私の年代でいうと、リチャード・ギアが主演して大ヒットした映画
「愛と青春の旅立ち」
をすぐメロディーとともに思い出しますね。
壮絶な訓練の末、皆優秀なパイロットになる物語でしたね。
なんとなくあこがれてしまいましたね。
卒業式に帽子を投げて見たかった・・・。
きっと折口氏も映画館で「愛と青春の旅立ち」
を見たはずです。
そのせいか
「卒業後は任官してパイロットになって空を飛ぶ」
という目標を持っていたそうです。
因みに折口氏は防衛大学28期卒です。
その同期は皆出世して自衛隊のトップになっているのですね。
湯浅悟郎氏は陸上幕僚長。
山村浩氏は海上幕僚長。
陸海ともにトップになっているのです。
航空自衛隊の方でも、航空総隊司令官までなった武藤茂樹氏が
いるのですね。ネットで簡単に見つかりました。
折口氏もそのまま任官していたら、間違いなく自衛隊のトップに
なっていたのでしょう。
ところが彼は任官せず、一般企業に進みます。
理由は「大きなことをしたいから」
若いですね。
まあ若さの特権ですね。
大きなことができる会社に行くために、選んだのは総合商社。
でも選んだ日商岩井は、就職浪人してまで入社してしまいます。
しかもいったんほかの会社に勤めながら入社したのですからすごいですね。
私も同世代なので、当時の就職活動のことよく覚えていますが、
総合商社は人気業種です。
「卒業して就職した人を新卒者」
として採用は絶対してくれないはずですね。
それでも彼を入社させた日商岩井の当時の人事部長も、
きっとすごい方でしたのでしょう。
彼の望み通り、日商岩井で「大きな仕事」をしてしまいます。
本当に人生諦めたらダメなのですね・・・。
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