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2020年12月 1日 (火)

ワークマン式『しない経営』 その6

 

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もう一つこの本の柱となるのは「両利きの経営」の紹介。

早稲田大学の入山教授の「世界標準の経営理論」の中から

いまや最先端の経営理論なのだそうです。

 

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この本とともに、入山教授の訳による「両利きの経営」は現在ベストセラー

ですね。

 

この本の後半はその著者である入山教授との対談まで

あります。

 

対談の冒頭、土屋専務が

「『世界標準の経営理論』は私がこの10年間で読んだ300冊の

ビジネス書の中で、一番すごいと思った本です。」

とべた褒め。

 

 

早速両書とも買って読み出しましたが、なかなか難しい。

もうカタカナばかりでちょっとハードです・・・。

そのうちまとめて発表しましょう。

 

 

 

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「両利きの経営」とはこの図が分かりやすいでしょうか。

 

 

「知の深索」と「知の深化」という単語が難しいでしょうね。

「知の進化」ではなくて「知の深化」という点にまず注目してください。

 

 

つまり、「知の探索」 × 「知の深化」 = 「両利きの経営」

 

20201130-162716

 

「基本コンセプトは、『まるで右手と左手が自由に使える人のように、

『知の探索』と『知の深化』について高い次元でバランスを取る経営』」

 

これがなぜ土屋専務がべた褒めしたかというとまさにワークマンの

経営そのものだったからです。

 

ワークマンは、もともとは作業服という特殊分野で「知の深化」型の会社

だったのです。

そこに、土屋専務という、いままでワークマンにはいなかった

「ジャングルファイター」のような「知の探索」型の人間が入ったことにより

イノベーションを起こし、急成長したというのですね。

 

だからこそ、

 

「ワークマンこそ両利きの経営だ!」と土屋専務が

 

入山教授の前で自信をもって言っているのです。

すごい自信だと思いませんか。

 

どうでしょうか?

なかなか「両利きの経営」は難しいかもしれませんが、

ワークマンがイノベーションを起こしている理由が

分かりますでしょうか。

 

「しない経営」これはアフターコロナのキーワードに

なるかもしれませんね。

 

 

(ガンバレ! ワークマンシリーズ おしまい)

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