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2020年11月19日 (木)

ワークマン式『しない経営』 その1

Photo_20201119095101

 

先日このブログでご紹介したワークマンでしたが、 こちら

あの続編のような本が出ましたね。

前回はライターさんが書いた本でしたが、今回は主人公の土屋専務の書下ろしです。

 

専務ご本人の名前で出す以上、間違ったことは絶対書かないでしょう。

税理士会の「ワークマン研究の第一人者」として、(!?)

これは「スルーする」わけはいけませんね。

 

早速購入して読んでみました。

かなり内容はかぶりますね。

でも「データ経営」などご本にしか分かりえないようなことが

詳細に書かれております。

これはワークマンを知る上では貴重な資料ですね。

 

ただ出版元はダイヤモンド社ですね。

同社が主催する「ダイヤモンド経営塾」という経営者向けのセミナー講師を

土屋専務が最近務めたようで、その時点で出版のお話があったのでしょうね・・・。

 

 

ワークマンの経営学をもう一度確認する上で良い勉強になりました。

前回も申し上げましたが、「コロナ後の中小企業の経営」に

何か参考になると思います。

 

20201119-090000

 

では早速その「しない経営」

3つの柱がありますね。

 

第一番目がうれしいですね。

 

「社員のストレスになることはしない」

 

・期限

・ノルマ

・頑張る

 

どうでしょうか?

「本当?」と思う中小企業の経営者もいるでしょう。

 

でも「物販なんだから、納品日や開店日など相手と約束している期限は

どうするの?」

 

実際にワークマンでは

「開店準備のために残業が増えてしまいそうなので、

開店を一週間遅らせました・・・。」

それも認めているそうです。

 

では営業にノルマはないのでしょうか?

土屋専務の前職は三井物産です。

「多すぎる目標、過大なノルマが当たり前の世界にいた・・・」

それなのに、ワークマンではノルマを撤廃したそうです。

 

「短期目標をいくつも掲げるほど会社はダメになる。」

「社員に過度なプレッシャーをかけても、いいことは一つもない。」

 

 

どうでしょうか。

これは私自身妙に納得するのですね。

 

私も「ノルマ証券」というところにかつて在籍した経験がありますからね。

土屋専務に「アッパレ!」をあげたくなりました・・・・。

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