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2020年11月20日 (金)

ワークマン式『しない経営』 その2

 

「ノルマ」がない「頑張る」をしない・・・

などというと、それでも理解できない経営者も多いでしょうね。

この本で「ハッと」した点です。

ここだけでも読む価値があります。

 

当事務所は駅前ですので近所に不動産会社がたくさんあります。

「困難に立ち向かいます!」

「失敗してもあきらめず続けます!」

そんな大声で唱和しているのが毎朝聞こえます。

営業の会社ですから「頑張る」を営業マンに強要しているのでしょう。

 

どこの会社でも営業マンは上司と相談して「目標」を決めますね。

「目標」とは名ばかりで会社が決めた「ノルマ」なのですね。

「自分で決めた目標なのだから必ず達成しろ!」

「達成するまでは帰ってくるな!」

営業マンは「自分で決めた・・・」何て言われると非常にツライのですね。

 

きっとどこの会社もそうなのでしょう。

これは、30数年前の「ノルマ証券」においても日常風景でした。

いまだにあるのでしょうね・・・。

 

でもそれが「会社をダメにする」と土屋専務は気が付いたのです。

それはどういうことでしょうか?

これもこの本繰り返し読んで理解できました。

 

「2-6-2の法則」

はご存じでしょうか?

 

どのような組織でも「上位が2割、中位の6割が普通、下位が2割」

と言われるのですね。

上位2割が優秀でノルマや期限をキチンと守り、

会社の収益の大方の8割を支えるのです。

上位2割に感化され、中位6割を少しでも活性化することが

「昭和の組織論」でしたね。

 

上位2割が、出世し支店長になり、部長になり役員になっていく・・・。

下位2割は極端なお話として、ノルマを課して潰して切捨て・・・。

 

某ノルマ証券もそうでしたし、専務の在籍した三井物産でも

「ワークマンに来るまでは上位2割を重視するタイプだった・・・」

と正直に告白しています。

 

しかし、それは上場企業である商社や証券会社でのお話なのですね。

明らかに中小企業は違うのです。

そこに気が付いたというのは、本当に優れた経営者なのでしょうね。

 

天下の三井物産なら、ほっておいても東大卒の頭のいいしかも営業もできる

スーパーマンが入社して来るでしょう。

でも中小企業ではそんな人は絶対に望めないからなのです。

 

「『2-6-2の法則』どころか『1-4-5の法則』さ・・・」

そう嘆く中小企業経営者も必ずいるはずですから。

 

「中小企業では、中下位8割をいかに活性するか」

 

それが最重要だと土屋専務は気が付いたのです。

 

そのために、「ノルマ」や「頑張る」をやめたのです・・・。

 

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