60にして想う その3
また60歳になっていろいろ見えることもあるのですね。
まず皆様が気になる「お金」のお話をしましょうか。
昨年金融庁が
「老後までに2000万円貯めましょう」
と発表して物議をかもしましたね。
もし60歳で定年退職となって、いわゆる老後となったら
2000万円は必要らしいのですね。
私は現在「自営業者」です。
誰も退職金払ってくれません。
これ本当に切実に感じますね。
でも何度も書くように、「野村證券の同期には絶対負けたくない」と
退職金相当を貯めてきたつもりです。
野村證券の退職金は高額ですからね。
部長職以上で辞めたとしたら「飛んでもない」金額です・・・。
「ではいくら貯まったのですか?」
と突っ込まないですください。
野村證券の常務?がもらうくらいの退職金はたぶん貯めたつもりですから・・・・!?
ただ一点だけ今日は大事なお話しましょう。
「年金」
ですね。
ここで強烈な表をお見せしましょう。
本邦初公開!「現職税理士の年金定期便」です。
これ本当に大事なのですね。
60歳になってこの大事さがしみじみわかるからです。
因みに先日「年金ネット」に接続して過去のデータをすべて
確認しました。
素晴らしいシステムです。
このデータと今後の予測もすべて分かります。
私の年代で(つまり昭和35年生まれ)で64歳から支給されます。
ここでいくら支給されるかアップしたかったのですが、
これは個人情報そのものですから、さすがにできないですね。
でもそれほど多くはないです。
理由は分かりますか?
国民年金の時代が137月(つまり11年あまり)と長かったからです。
会社勤めなら厚生年金のはずですからこの期間が当然長くなります。
保険料が圧倒的に違いますから、厚生年金の期間が長ければ長いほど
たくさんもらえます。
また給料の額が多ければ多いほど多くなる仕組みです。
あとこれも個人情報そのものなのですが、正直に書きます。
「無保険の期間」があれば当然もらえる額も少なくなります。
分かりますか?40年で最長480月ですからね。
私も脱サラして苦しかったときは、本当に年金すら払えなかった・・・。
しかし、支給開始年齢が64歳ですね。
ということは、もし私が定年退職して無職になったとしていたら
「憧れの年金生活」
までは貯金を切り崩して生活しなければならなくなるのですね。
しかも私より後の世代は65歳から支給ですね。
あと因みに年金定期便には
「70歳まで支給開始を遅らせた場合」
というページがあって、驚くべき数字が書かれています。
年金の給付額が結構跳ね上がるのですね。
将来の年金のことをキチンと考えておくべきだと
今更ながら、60歳にして想います。
あえて、この定期便を「恥を忍んで」アップした理由を
ぜひよく考えてみてください・・・。
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