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2020年10月27日 (火)

60にして想う その1

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おかげさまで、今月25日、60歳になりました。

事前に言うのも照れ臭いし、事後報告です。

 

いろいろと想うこと多いのですね。

60歳というのは定年退職の日ですね。

サラリーマンにとっては非常に特別な日です。

 

60歳になった自分というのを、正直今まで想像もつかなかったのです。

31歳で脱サラ、30代は、「簿記学校通学」、「会計事務所で修業」、

「独立開業」で本当にあっという間でした。

では40代はというと、それなりに仕事に余裕はできたものの、

事務所の移転や従業員の採用など仕事に明け暮れました。

50代はというと何だかこれもあっという間でしたね・・・。

 

「定年」と言われても正直ピンときませんね。

サラリーマン生活はたった8年。

入社後38年間会社に勤め上げた方とは、私のその後の30年間は、

まったく違う人生を歩んできましたから・・・。

 

ただ、このブログでも何回も書いてきたことですが、

「脱サラした人は『同期には絶対負けたくない』という熱い思い」

これが非常に大事だということです。

そう思うことがビジネスのバネになるからですね。

 

私の元の会社は野村證券。

仕事がキツイことで有名ですが、それなりに待遇はよいし、

それこそ退職金も高額です。

 

「同期の誰よりも稼いで、60歳までには彼らのもらう

退職金以上は絶対蓄えよう!」

 

これはずっと思ってきたことです・・・。

これは果たして達成したのでしょうか?

節税を考えるのも税理士の大事な仕事ですから・・・。(あとで自慢話します)

 

5年くらい前にブログで、内館牧子さんの「終わった人」を

取り上げましたね。こちら

当時55歳にして想うことを書いたのでした。

あの本では、定年になった際のセレモニーが書かれていましたね。

本の表紙のように

 

「定年の日には社員全員の前で花束渡されて、

会社で用意されたハイヤーに乗って自宅まで・・・」

 

これが当時は堪らなくうらやましく感じられたのですが、

今は「コロナ禍」ではまったく違うそうです。

 

こんな会社もあることを大学の同級生から聞きました。

 

「在宅勤務なので社長から退職日にメールが来ただけでオシマイ」

 

ちょっと寂しいですね・・・。

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