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2020年10月 1日 (木)

続・こうして店はつぶれた その1

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なかなかショッキングな題名ですね。

9月の連休前に新聞の広告で見つけて、速攻でamazon買い。

題名通り、なかなか内容もショッキングな本です。

実は連休何処へも行かず、この本を繰り返し読んでいたのです。

もちろん、「どうしてこの店はつぶれたのだろう?」という点を

自問自答しながら・・・。

 

本日この10月から、コロナ禍の中で日本経済を立て直すために

キャンペーンや入国緩和などいろいろ施策が施されますね。

そんな状況で「こんな物騒な本はやめてくれ・・・」

とは言われるかもしれませんが、あえてこういう本を取り上げたいと

思います。

 

このブログで何度も書いていることですが、

有名な経営者が書いているような「成功体験の本」は

あまり参考にならないものです。

こういう失敗談こそ学ぶべきところが多いのです。

自慢話の本は誰でも書きたいでしょうけど、失敗談なんて

「恥の上塗り」ですから、そんなことは誰も公表したくないでしょう。

また倒産したら、迷惑をかけた債権者など利害関係人が多くいますからね。

「実はこうでした・・・」

何て書ける訳ないではずです。事実、

 

「倒産して自己破産したような人間はお天道様の下を歩くな!

霞を食って生きていけ!」

 

本当にこんな馬事雑言を浴びながら、現在筆者は生きているのです。

そんな状況で、「倒産の事実」なんて、本に詳らかに書けないのが

本当でしょう。

 

そんな波乱万丈の悲劇の主人公は小林久氏。

1962年生まれ山梨県韮崎市出身。

大正元年創業の105年続いたスーパー「やまと」の三代目です。

39歳で当時赤字企業だったやまと社長に就任すると、

経営改善に着手、たった2年で赤字経営をV字回復させたのです。

 

また、今年の7月からレジ袋が有料化されましたね。

ところがこの小林氏は

山梨県で2008年にすでにレジ袋の有料化を

実行させた立役者だったのです。

そのほか環境問題にも取り組み、県の教育長も務めるなど

社業以外にも大活躍。

 

V字回復させた内容はあとで詳細に

解説しますが、その見事な経営手腕ぶりは

なんと

「平成22年度の中小企業診断士の試験問題」

の実例問題にもなったほどでした。

 

そんな日本中の経営コンサルタントがお手本にするような会社が

なぜ倒産・・・・??

 

それをぜひ考えながら読んでみてください。

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コメント

吉田さん、本をお読みくださり誠にありがとうございますm(_ _)m 感謝・感謝です🙏🏻

やまとマン様

早々にご本人からコメントいただき、驚いたと同時に恐縮しております。
「その1」で早くも書き込まれてしまったので、
「あまり余計なこと書くな!」
とご本人からご指摘を受けてしまったようですが、
まだまだ本音でいろいろ書かせていただきます。
もちろん、心よりのエールだと受け止めてください。
よろしくお願いいたします。

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