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2020年8月24日 (月)

10年後に食える仕事食えない仕事 その1

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AIロボット化で亡くなる職業!

税理士にとっては、よく脅かされるネタですね。

 

「労働力人口の減少を補うために、・・・」

とか

「日本の失われた20年を取り戻すには・・・・」

 

「テクノロジーを活用化した自動化を急速に進めなければならない」

 

これは確かに正しいと思うのです。

私自身も講演会で申し上げてきたことでもあります。

でも実際それほど言われるように進んでいないのですね。

 

「バスの運転手やタクシーの運転手は自動運転が広まれば

職を失う・・・」

 

そういわれ出して何年たったのでしょうか・・・。

 

挙句の果てには

 

「AIによって間違いなくなるのは会計事務。

税理士は職を失う・・・。」

 

これもこの手の本では必ず言われておりますが、

ここ数年で「職を失って倒産した税理士法人」は

聞いたことがありません・・・。

 

当事者である会計事務所経営者にとっても、これは深刻な問題なのですね。

そういったことをキチンと理解するには格好の書ですね。

 

「そういうことか・・・。」

 

「だから会計事務所の倒産はいまだにないのだ・・・。」

 

いろいろ理解できます。(その理由はあとで)

 

著者は渡邉正裕氏。1972年生まれの元日本経済新聞社の

ジャーナリストなのですが、日本IBMのコンサルタントの経験も

あり、なかなか異色です。

どうも今までのAIネタは、ビジネス感覚のないAI研究者が

書いたものが多いようで、カタカナが多くて難しすぎ、

ビジネス的にもピンとこないものが多かったのです。

 

さすがに元日経新聞の記者ですね。

現場取材に裏付けられたものが多く分かりやすいです。

「このままだったら失われた30年、40年になってもおかしくない!」

「忖度なく」言い切っている主張も多く、読んでいて気持ちがいい。

 

特に

「AIが得意とする分野。人間が得意とする分野。」

そのあたりからの問題の整理は秀逸です。

ではじっくり考えていきましょう・・・。

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