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2020年8月20日 (木)

半沢直樹 「スパイラル買収編」

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先月から始まっていたのですね。

いろいろ突っ込みどころ満載だったのですが、

コロナ騒ぎに加え、ワークマンに熱を入れすぎて

アップするのを忘れていました。

 

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まず第1話から第4話までの「スパイラル買収編」に

突込みを入れましょう。

 

主人公の半沢直樹は、東京中央銀行の子会社東京セントラル證券の

部長で出向する設定でしたね。

 

7年前の前作半沢直樹では、この点につきしつこくアップしたら

「銀行 出向」

のキーワードだけでトップになり、アクセス数がHP開設以来の

記録を達成しました。

 

ただ今回は、銀行からの出向について、それほどテーマには

なっていないのですね。

 

どちらかというと買収話を「面白おかしく」作り上げていた

感じでしたね。

まあ銀行や証券会社にいた方なら

「そんなことないだろう・・・」

いくらでも突っ込めたでしょうね。

銀行員があんなヤクザのような口を絶対聞かないでしょうし、

そもそも、M&Aというトップシークレットの案件を

ドラマのように全社で情報共有することなんて絶対ないでしょう。

 

私がこの業界にいた30年前にも

「ファイアーオール」

という言葉が盛んに言われていましたからね。

 

あんな「株価操縦」を疑われるような買収なんて

できる訳なかったし・・・。

特に

「インサイダー取引」

については厳格な取り扱いがされていたはずなのですね・・・。

 

そもそも親会社の銀行の取締役会で買収を議論している際に

敵対している部外者なんか出席させる訳ないでしょう・・・。

演出的に面白くさせるために、半沢直樹を役員会に

出させたのでしょうけど・・・。

 

Photo_20200820092901

 

いろいろ突っ込みどころ満載ですね。

公式HP見ていたら、一応証券監修をしている証券会社が

ありましたけどね・・・。

問い合わせてみたらいかがでしょうか・・・。

 

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最後に見事大悪人を懲らしめた半沢直樹は、また本社へご栄転しますね。

あとに残るセントラル證券の後輩たちを励ますシーンが

良かったのですね。

「銀行出向組」と「プロパー組」という深い溝があるのですね。

そこはなかなか経験者でないと分からないところなのです。

妙にそこに感動したのは私だけでしょうか。

 

そういえばワークマンもベイシアグループに所属する子会社

なのですね。

ワークマンはどうか知りませんが、系列の子会社の

プロパー社員に夢を持って働かせることは実は重要なのですね。

 

出向社員は本体に戻ることだけ考えてプロパー社員の

将来なんて考えない人も多いのです。

 

プロパー社員は皆それも感じ取っているのです。

「上司が突然親会社から来る」ことは日常茶飯事ですし、

結局は

 

「どんなに頑張っても最後は親会社から社長が来る。」

 

子会社のプロパー社員は、どうしてもそこを感じ取ってしまうのです。

 

半沢直樹みたいな上司に仕えて、ぜひ夢を持って頑張ってください・・・。

 

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