半沢直樹 「スパイラル買収編」
先月から始まっていたのですね。
いろいろ突っ込みどころ満載だったのですが、
コロナ騒ぎに加え、ワークマンに熱を入れすぎて
アップするのを忘れていました。
まず第1話から第4話までの「スパイラル買収編」に
突込みを入れましょう。
主人公の半沢直樹は、東京中央銀行の子会社東京セントラル證券の
部長で出向する設定でしたね。
7年前の前作半沢直樹では、この点につきしつこくアップしたら
「銀行 出向」
のキーワードだけでトップになり、アクセス数がHP開設以来の
記録を達成しました。
ただ今回は、銀行からの出向について、それほどテーマには
なっていないのですね。
どちらかというと買収話を「面白おかしく」作り上げていた
感じでしたね。
まあ銀行や証券会社にいた方なら
「そんなことないだろう・・・」
いくらでも突っ込めたでしょうね。
銀行員があんなヤクザのような口を絶対聞かないでしょうし、
そもそも、M&Aというトップシークレットの案件を
ドラマのように全社で情報共有することなんて絶対ないでしょう。
私がこの業界にいた30年前にも
「ファイアーオール」
という言葉が盛んに言われていましたからね。
あんな「株価操縦」を疑われるような買収なんて
できる訳なかったし・・・。
特に
「インサイダー取引」
については厳格な取り扱いがされていたはずなのですね・・・。
そもそも親会社の銀行の取締役会で買収を議論している際に
敵対している部外者なんか出席させる訳ないでしょう・・・。
演出的に面白くさせるために、半沢直樹を役員会に
出させたのでしょうけど・・・。
いろいろ突っ込みどころ満載ですね。
公式HP見ていたら、一応証券監修をしている証券会社が
ありましたけどね・・・。
問い合わせてみたらいかがでしょうか・・・。
最後に見事大悪人を懲らしめた半沢直樹は、また本社へご栄転しますね。
あとに残るセントラル證券の後輩たちを励ますシーンが
良かったのですね。
「銀行出向組」と「プロパー組」という深い溝があるのですね。
そこはなかなか経験者でないと分からないところなのです。
妙にそこに感動したのは私だけでしょうか。
そういえばワークマンもベイシアグループに所属する子会社
なのですね。
ワークマンはどうか知りませんが、系列の子会社の
プロパー社員に夢を持って働かせることは実は重要なのですね。
出向社員は本体に戻ることだけ考えてプロパー社員の
将来なんて考えない人も多いのです。
プロパー社員は皆それも感じ取っているのです。
「上司が突然親会社から来る」ことは日常茶飯事ですし、
結局は
「どんなに頑張っても最後は親会社から社長が来る。」
子会社のプロパー社員は、どうしてもそこを感じ取ってしまうのです。
半沢直樹みたいな上司に仕えて、ぜひ夢を持って頑張ってください・・・。
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