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2020年8月14日 (金)

ワークマンはなぜ2倍売れたのか その12

あんまりワークマンのFC制度をお勧めしていると、

「このブログはワークマンのヤラセでは・・・」

とそろそろ思われてきそうですね。

 

この本の内容で触れていなかったことで、「アンバサダー・マーケティング」

というのがあるのですね。

「発信力の高いYouTuberなどと提携して販促する新しいマーケティング」

ということなのですが、そのこと自体勉強になりましたが

私は当たり前ですが、アンバサダーではありません。

ただの税理士ブロガーです。

人のために書くつもりもないし、今まで本音を書くことを貫いてきましたから。

 

ではワークマンの「データ経営」に対して、私も一応会計税務の

専門家ですから、客観的に「データ分析」してみましょう。

「データでやられたら データでやり返せ!」ですね・・・!?

 

誰でも見れるEDINETからワークマンの秘密を探りましょう。

 

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2019年3月期と2020年3月期の損益計算書の一部です。

営業利益までですが、営業外損益や特別損益はほとんどないに

等しいので、このまま税引前利益になるのも驚きます。

因みにワークマンは実質無借金なので、ほとんど支払金利はありません。

実質無借金といのは長年わずかの短期借入金があるのみで

単にお付き合いで借りているだけだと思います。

 

 

まずこの損益計算書なのですが、一言でいうと

「実にきれい」です。

まさにこの決算書こそ、ご紹介した「リーン経営」そのものなのですね。

実に「無駄がそぎ落とされてキレイ」なのです。

私も税理士を20年以上やっていて毎日決算書見ていますが

こんな決算書見たことありません。

 

単位が(千円)ですからピンときませんか?

売上923億円の会社の決算書なんてそうそう見ないでしょう。

1220億円のFCチェーンですからね。

例えば家賃が12億9862万円しか払っていませんね。売上の1%ほどです。

驚きましたが売上の3%どころではないですね。

給料も17億2297万円だけです。従業員305人で1220億円の

FCチェーンを回しているのです。

 

まだ分かりにくいですか?

 

中小企業と比較するには(千円)無視したら分かるでしょうか?

つまり会社規模が1000倍と考えたら、単位変えたらいいのですね。

 

例えば交際費は2703万円払っていますね。

 

売上9230万円の会社で交際費は2万7032円しか使っていないと

考えたら分かりやすいでしょう。

それでも1917万円稼いでいる会社なんてありますか?

 

 そうやって単位取ってみると驚くのではないでしょうか。

172万円の給料で・・。

しかも役員報酬わずか10万円です。

 

コロナ禍でも全く影響がなかった理由が分かってきましたか?

 

でもどうしてこんな収益性の高い会社が出来上がったと思いますか?

でも私自身分かってきたことですが、この会社の秘密は「FC制度」です。

このFC制度があるから、この効率経営ができるのだと

確信しました・・・・。

 

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