藤井聡太2冠達成!!
本日の話題はやはりコレでしょうね。
18歳の高校生ながらタイトルを二つ取ったのは
お見事としか言いようがないでしょうね。
将棋界もこれでまた盛り上がるでしょうね。
これで8段に昇段になるのですね。
日本将棋連盟のHPをのぞいてみました。
タイトル2期獲得ということが昇段の理由なのでしょうね。
おめでとうございます。
悔しいので!?、囲碁のタイトル獲得の昇段規定もつい見てしまいました。
8段昇段は、棋聖、名人、本因坊の挑戦者でも
なれるのですね。
まあ少し甘いかもしれませんが、将棋はタイトル3期獲得で
九段になれるのですからほぼ一緒でしょう・・・。
これで将棋をする子供たちが増えるのでしょうね。
しかし、将棋連盟のプロは囲碁の棋士に比べて
何だか厳しいように思います。
段位はもちろんあるのですが、クラスの昇給、降級というのがあり
勝てば、クラスが上がり、負ければクラスが下がるのですね。
プロらしいといえばそうなのですが、実に厳しいです。
しかし、そんな厳しい将棋界にあっても、
藤井聡太は今後タイトルを総なめにしていくのではないかと
さえ言われていますね。
ちょうど囲碁で井山裕太が20歳で名人を獲得して、それから
次々とタイトルを独占していったと同じでしょうか。
でも私の年代の囲碁界のスーパースターは、趙治勲でしたね。
17歳でシンエイトーナメント優勝。
19歳でプロ十傑戦で優勝して初タイトルを取ったと思います。
その後の名人、本因坊を取るなどご承知の通りなのですね。
ただ、申し上げたいのは、ここ数年で囲碁も将棋もすべてが
様変わりしているのです。
AIの登場で考え方もすべて変わってしまったのです。
申し訳ないですが、将棋もそうでしょうけど、囲碁界では
AIにいくらプロでも歯が立たなくなってしまいましたから。
よって当然ですが囲碁でも将棋でもAIによる研究が盛んですね。
私自身将棋をよく知らないので偉そうに書けませんが、
今回のタイトル戦で
「人間の感覚では指しにくいとされたがAIも最善と示していた」
封じ手を指していたらしいですね。
ここですね。
今度このあたりをまた今後「偉そうに」解説していきますが、
これからの世の中「AIをいかに使いこなしていくか」
これがポイントのようです。
藤井聡太もきっとAIで日夜勉強しているのでしょう。
囲碁界でも特に若手ではAIの研究は当たり前のようです。
江戸時代の「本因坊秀策全集」や、もっと大昔の「発揚論」で勉強したオジサン
「プロ棋士」(失礼!)には、とてもできないのかもしれません。
数年前から言われ出した言葉で、
「ケンタウロス」
というのがあります。
ギリシャ神話に出てくる「半人半馬」なのですね。
ここで大事なのは「馬=AI」なのですね。
申し上げたいこと分かりますか?
AIの力を持った人間がこれからの世の中を変えていくのです。
AIが人間にとって変わるのではないのですね。
AIの情報処理能力を使いこなして最終判断は
経験に裏付けされた人間の頭脳なのです。
つまり
「フジイ・ケンタウロス」
が将棋界を変えようとしているのです・・・。
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