ワークマンはなぜ2倍売れたのか その1
コロナ禍で先行きが見えないですね。
「コロナ後はどうなるのだろう?」
そう思い続けていたときに飛びついた本ですね。
ここ1、2年、よくワークマンの快進撃が
テレビマスコミ等で報じられていますね。
このワークマンの秘密を暴くことで、コロナ後の何か突破口が見えるような
気がしています・・・。
そもそも
「ワークマンってあの吉幾三のCMだろ・・・」
行こう〜♪ みんなで〜♪ ワ〜♪ クマン♪♪
「ガテン系の軍手とかユニフォーム売っている会社?」
そういう方は、すいません。もう「古い」のです。
昭和の方ですか?
令和の時代になってから、ワークマンは急速に生まれ変わっているのですね。
2年前の2018年9月5日。
東京都立川市のショッピングモール「ららぽーと立川立飛」に
新業態「ワークマンプラス」を出店してから激変しました。
「作業服専門店が一夜にして、アウトドアショップへと変貌を遂げた」
と誰もが驚いたのですね。
店先には連日人が押し寄せ、入店制限をかけるほど。
この「ワークマンプラス」が広告塔となり、既存のワークマンにも
人がなだれ込んでいるというのです。
既存店売上高は、2020年3月までで、17か月連続で
前年比2桁成長を継続。チェーン店全体売上は1220億円。
創業以来初めて1000億円の大台に。
国内店舗数も2020年5月末で869店舗にまで拡大し、
あのユニクロを抜き去り、1000店舗体制も
視野に入っているというのです。
このコロナ禍の中で、アパレル企業が総崩れの中、
ワークマンだけは順調なのです。
ところで
「ワークマンプラスってどんな店なんだろう?」
誰でも思いますよね。
しかし、この本読んで驚きました。
「ワークマンが扱う1700アイテムに及ぶ膨大な商品群から、
アウトドアやスポーツウエア、レインスーツなど、
一般受けするだろうと見た320アイテムを切り出したに過ぎない」
というのですね。しかも、
「売り場の見せ方を変えるだけでアウトドアショップ」
に変貌したというのです。
「そうなの?あのワークマンがそんなに変わったの??」
とまだ信じられない「昭和オジサン」のために。
これ見るともっと驚くでしょう。
昨年のモーニング娘の新曲
「人生Blues」
これ全身ワークマン・コーデなんだそうです。
これをきっかけに、男性職人中心だった客層は一変し、
今やショッピングモール内の大半が女性客。
「ワークマン女子」
という言葉まで生まれているそうです・・・。
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