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2020年6月12日 (金)

破天荒フェニックス その8

藤田光学のおかげで最大のピンチを免れたオンデーズでしたが、

2013年1月。またあらたな展開をします。

 

何と海外進出をするのですね。

行先はシンガポール。

「資金は大丈夫か?」

思わず心配してしまいますが、

現地法人を作ってどんどん話を進めるところが、本当に「破天荒」ですね。

言葉の壁に加え、シンガポールは物価が高いのですね。

しかも、メガネを販売するのに「オプティシャン」という国家資格が

いるのですね。

それも初めて聞きました。

 

また、ここでも誰もが失敗すると思うのですね。

しかし、ここで奇跡的に大成功です。

価格の面でも性能の面でもシンガポールではまだまだ

メガネ後進国であったということでしょうか・・・。

 

しかし、一店舗で成功したとたんに追加で2店舗出店。

その投資金額が1億5000万円!

そのつい1年前にたった3億円で倒産騒ぎだった会社が

こんなに資金があったのでしょうか・・・。

 

すいません。多少このあたりは「盛っているのかな?」と思います。

しかしストーリーとしては面白いところです。

素直に楽しんでください・・・。

 

さらに2014年1月に本社を港区南麻布に移します。

さらに次なる海外進出は台湾・・・。

すごいですね。

台湾進出は成功したものの、ココで資金繰りはまた大ピンチ。

 

ここで藤田光学から緊急融資で何とか乗り切ります・・・。

本当に藤田光学はカッコイイ書かれ方です

 

まあ、このあとは本書お読みください。

 

最後に、巻末に著者の言葉として

 

「起こった事実をもとにしながらも、一つのフィクション、

パラレルワールドの物として勝手気ままに書き連ねたものです。」

 

とハッキ書いてありました。

つまり、この本はフィクションもあると著者も認めているのです。

ですので、「盛っているところ」は楽しんで読めば

それでいいと思っております。

 

それでも、オンデーズは国内外で快進撃を続けているようです。

 

JINSのように上場するかどうかは分かりません。

今現在はしていないよう。

 

一応私もこの道のプロとして、非常に気になったので、

オンデーズの登記簿謄本をつい全部取り寄せてしまいました。

なかなか苦労した証がたくさん残っておりました。

「オンデーズ・ウオッチャー」としては過去の経緯が良く分かりました。

それをブログで公開することは避けますが、本当に倒産しても

おかしくはなかった修羅場を数多く乗り越えたのだと思います。

 

確かに破天荒であることは認めます。

コロナ禍で打ちひしがれている企業経営者に

「こんな会社があるのか」

と気づいていただきたいために、お贈りします。

 

(がんばれ! 破天荒経営者シリーズ おしまい)

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