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2020年6月10日 (水)

破天荒フェニックス その6

苦境に立たされた中、それでもオンデーズは店舗戦略を

推し進めます。

沖縄店でちょうど100店舗達成。

喜びもつかの間あの3.11に遭遇します。

 

この本でも、最大の見せ場。

メガネを無料で配って、メガネを販売する社会的意義を

問い直します。

カンブリア宮殿でもかなりの尺を使ってドラマ化されていた

最大の見せ場。感動の箇所です。多少デフォルメされているのかなと・・・!?

しかし、震災の影響で経営自体はさらに落ち込んでいてもいいのに、

さらなる賭けにでます。

 

「自社ブランドの製造」なのですね。

この自社ブランドというのは、物品販売業に携わった方なら

すぐわかるでしょうけど、利益率は高いけどリスクの方が

もっと高い。

田中社長は、これだけ借金しているのにリスクを恐れない方です。

この点は恐れ入ります。

 

鯖江にあるグラステック社(これは仮名?)に発注した

との共同制作により新素材「ウルテム樹脂」を使ったメガネ。

何でも宇宙船にも使われている弾力性のある特殊素材で

フレームを作るのですね。

これで作ると9.4グラムの超軽量となるのですね。

一本1500円を10万本の大量発注。

すごい賭けですね。

 

これが大ヒット。息を吹き返したそうです。

カンブリア宮殿ではこのおかげでオンデーズは再生されたような

映像だったのですが、実際は違ったみたいです。

2012年2月。JINS社に追随して、

「薄型非球体レンズ0円」

を打ち出します。

 

ついにメガネ業界の禁断の領域に入ります。

この結果、さらに売上は増加します。

 

でも冷静に考えたら、メガネビジネスで最大の儲けのチャンスを

無くしても売上を取りに行ったのです。

 

これにより資金繰りが苦しくなります。

その年の年末の資金が苦しくなり、ついに3億円のショート。

オンデーズの最大の危機ですね。

 

ここでおさらいですね。

オンデーズは大赤字の会社ですね。

それでも潰れなかったのは出店攻勢と、薄利多売戦略で

日銭を取りに行ったのです。

でも、その日銭がついに足りなくなったのですね。

 

「赤字で会社はつぶれない。キャッシュが尽きた時がつぶれる時。」

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