横川竟氏が緊急事態宣言!「店減らしても雇用守れ!」
本日の日経MJご覧になりましたでしょうか。
飲食業界のレジェンドがトップ記事にでていましたね。
「店減らしても雇用守れ!」
すごいですね。
先日までアップしていた、いきなりステーキを名指ししている
訳でもないのですね。
飲食業界の危機感を訴えています。
「外食業界にとって最大のピンチだと捉えている。
東日本大震災(2011年)をはじめとする大災害や
リーマン・ショック(08年)など消費がしぼむ危機は
これまでもあった。ただ、リーマンの時は日常的な消費が
大きく冷え込んだわけではない。震災も被災地は大変な苦労をしたが、
日本全体や海外の経済は止まらなかった」
だけど今回は違うのですね。
日本だけの固有の問題ではなく世界全体での大問題であるわけですから。
横川氏が運営している高倉町珈琲店(この話はいずれ)では
8%のダウンだそうですが、
「レストランで25~30%、居酒屋では半分」
まで落ち込んで、
特に「食べ放題やビュッフェは落ち幅が大きい」
そうなのですね。
ではどうしたらよいか。
これが最大の課題ですね。
レジェンドはこう言っています。
「会社を潰さないこと。
それと働く人をどう守るかだ。
規模を小さくして働く人を守れるのであれば、
店を閉めるべきだ。過去を気にしていてはいけない」
実に厳しい緊急事態宣言です。
「会社をつぶさないためには店を閉めること」
こう判断すべきだそうです。
「新型コロナの薬もすぐにはできないし、
インバウンド(訪日外国人)需要が回復するまでの期間は
1~2年で済まないだろう。」
収束に時間がかかると皆が感じている。
「今回、消費者は政治対応の混乱も目にしている。
将来不安から生活防衛に入っていく。
好きなものには金を出すが『なんとなく金を使う』
ということがなくなるだろう。
バブル崩壊後は家族が急に外食しなくなった。」
さすがバブル崩壊や消費増税、BSE(牛海綿状脳症)、
大災害などの逆境を乗り越えてきたレジェンドです。
ぜひ参考にしてください・・・・。
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