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2020年3月27日 (金)

カンブリア宮殿「いきなりステーキVSすかいらーく」 その8

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「価値づくり」ということで大事な経営観をご紹介します。

これは

「あっそうなんだ・・・」

非常に感心しますね。

 

 

カリスマ横川氏は、実はもっと先のこれからの時代を考えているのです。

つまり、

昭和の時代は「価値づくり」の時代であったと。

すかいらーくを創業してファミレスの礎を作ったのですからね。

でも平成はさらに「価格の時代」であったというのです。

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自分自身も低価格の業態「ガスト」を作ってこの飲食業界を

戦ってきたから実感するのでしょう。

低価格で急成長したサイゼイリアにも勝たなくてはならなかったからですね。

「価値」も維持して「価格」と戦う。

平成という時代は飲食業は実に難しかったのだと感じます。

 

平成の最後の方に。立ち食いの「俺の」を代表するような「立ち食い低価格」

の業態がでましたね。

その流れの中での「いきなりステーキ」であったわけです。

 

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価格勝負だとどういうことが起きるか。

さすがカリスマです。よく分かっていますね。

人件費をケチったり、最後は食材まで落とすことになります。

 

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そうなると、お客さんの舌は超えているのですね。

 

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大事なことは、商売は時代の流れにあっていかなければ

ならないのですね。

 

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消費者の嗜好が変わっても経営者自身が変わらないから

ダメになるのです。

 

消費者の嗜好の変化を無視して

「オレの作ったものの美味しさが分からないのか!」

これではいけないのですね。

 

冒頭でご紹介した「ストア・コンバリゾン」の意味がよく分かりますね。

82歳でもマーケットの動向を探っているのです。

 

「いきなりステーキも令和の時代を感じ取りなさい!」

 

「もう令和の時代なんだ。いつまでも立ち食いブームが

続いていると思うなよ!」

 

と言っているのですね・・・。

では、いったい令和の時代は・・・・?

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