カンブリア宮殿「いきなりステーキVSすかいらーく」 その3
ではいきなりステーキの苦境を数字で。
当初5年間は右方上がりで利益を上げてきました。
ところが、2019年12月期に赤字に転落。
しかし店舗拡大していたら、売上が上がるのは当然ですが、
コストもかかったはずですからね。
一年間に200店舗も出店したらそうなるのでしょう。
なぜ急に赤字になったのかを学んでいただきたいのですね。
東京近郊の出店図です。
あまりに急に出したので客同士の食い合いも発生したのですね。
「売上が落ちたのは客に飽きられたから」
というMCの容赦ない突込みにも
あくまで強気の一瀬氏。
おまけに類似店舗もたくさんでました。
そこでこの張り紙。
すべての店頭で貼られたものです。
コレ結構マスコミでも取り上げられたので
有名な張り紙ですね。
「多店舗の原価率は30%~40%。ウチは50%以上」
要するに他とは違うのだと一瀬社長はいいたかったのでしょう。
でもこれもカリスマはバッサリ。
「私はこんなことはしません。」
「商売というのはそれを商品で表現すること。」
MCの村上氏は
「それを言ったらおしまいよ。」
まさにそうですね。
では経営者の気持ちとお客の違いのギャップは
なぜ起きたのでしょう。
ではいきなりステーキの何が間違ったのでしょうか?
ここ学んでいただきたいのです。
字幕では「肉以外の価値が少ない」と訂正されましたけど
カリスマはハッキリこういいました。
「肉以外の価値がない」から・・・。
« カンブリア宮殿「いきなりステーキVSすかいらーく」 その2 | トップページ | カンブリア宮殿「いきなりステーキVSすかいらーく」 その4 »
« カンブリア宮殿「いきなりステーキVSすかいらーく」 その2 | トップページ | カンブリア宮殿「いきなりステーキVSすかいらーく」 その4 »
コメント