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2020年2月28日 (金)

踊る町工場 その8

世の中コロナで大騒ぎになってきたので

そろそろまとめましょう。

能作の経営哲学をぜひ真似てください。

ここに、コロナショックを抜け出すヒントがあるはずです。

 

あえてノウハウをここに公開します。

「勝手に公開するな!」

と、絶対に能作社長は文句を言わないはずです。

 

能作式アイデアを生み出す「7つのルール」

 

  • 人のまねをしない
  • 素材の性質を知り尽くす
  • 他人の考えを否定しない(自分の考えに固執しない)
  • 美術品ではなく(生活に密着した製品)を作る
  • 蜘蛛の巣を張り巡らせて、情報をキャッチする
  • デザイン力を磨く
  • 「軸」から外れない

 

 

自社商品の開発販売に関するルール

 

  • 自社のオリジナル商品のみ直販する
  • 小売店がすでに問屋と取引がある場合は、問屋経由とする
  • 営業部門は作らない
  • 「定価」で販売する
  • 販路を絞らない
  • 店舗は直営にこだわる

 

すいません。

あえて解説しませんが、

繰り返しこの本をお読みください。

「人の真似をしない」

とは書いてあるものの、ノウハウはぜひ真似すればいいのです。

 

 

巻末に

「僕と同じように仕事が大好きで、僕も一目置くほどの企画力があって

チャレンジ精神を発揮して、伝統産業にわだちをつけたいという

まっすぐな情熱を待っています」

 

その理由に、2017年2月に中川政七さんと

「一般社団法人日本工芸産地協会」

を立ち上げたそうです。

中川政七さんの名前を聞いてうれしくなりました。

以前ご紹介したあの方ですね。こちら

私がもし、伝統産業の後継者だったら、すぐ能作社長のもとに

駆け付け教えを乞いにいくでしょう。

そこに日本の未来と、伝統産業の生き残るすべが集約していると

私は思うからです。

 

(コロナがなんだ! ガンバレ日本の伝統産業シリーズ おしまい)

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