踊る町工場 その8
世の中コロナで大騒ぎになってきたので
そろそろまとめましょう。
能作の経営哲学をぜひ真似てください。
ここに、コロナショックを抜け出すヒントがあるはずです。
あえてノウハウをここに公開します。
「勝手に公開するな!」
と、絶対に能作社長は文句を言わないはずです。
能作式アイデアを生み出す「7つのルール」
- 人のまねをしない
- 素材の性質を知り尽くす
- 他人の考えを否定しない(自分の考えに固執しない)
- 美術品ではなく(生活に密着した製品)を作る
- 蜘蛛の巣を張り巡らせて、情報をキャッチする
- デザイン力を磨く
- 「軸」から外れない
自社商品の開発販売に関するルール
- 自社のオリジナル商品のみ直販する
- 小売店がすでに問屋と取引がある場合は、問屋経由とする
- 営業部門は作らない
- 「定価」で販売する
- 販路を絞らない
- 店舗は直営にこだわる
すいません。
あえて解説しませんが、
繰り返しこの本をお読みください。
「人の真似をしない」
とは書いてあるものの、ノウハウはぜひ真似すればいいのです。
巻末に
「僕と同じように仕事が大好きで、僕も一目置くほどの企画力があって
チャレンジ精神を発揮して、伝統産業にわだちをつけたいという
まっすぐな情熱を待っています」
その理由に、2017年2月に中川政七さんと
「一般社団法人日本工芸産地協会」
を立ち上げたそうです。
中川政七さんの名前を聞いてうれしくなりました。
以前ご紹介したあの方ですね。こちら
私がもし、伝統産業の後継者だったら、すぐ能作社長のもとに
駆け付け教えを乞いにいくでしょう。
そこに日本の未来と、伝統産業の生き残るすべが集約していると
私は思うからです。
(コロナがなんだ! ガンバレ日本の伝統産業シリーズ おしまい)
« 踊る町工場 その7 | トップページ | おかげさまで22周年 »
コメント